悩める課長1年生③良い判断/悪い判断
「勝手に決めないでまずは判断を仰ぎなさい」
「なぜそんな勝手な事をしたんだ」
こんなセリフを言われた事は無いだろうか。
筆者は若いころよく言われた。
仕事も慣れてきてやれる事が増えてきた頃。
急な対応依頼。上司や先輩は不在。
「これくらいなら自分で対応できる」と思い、良かれて思って対応したが何故か上司に叱られる。
そんな事が良くあった。
「相談者からはお礼を言われているのに何で俺は叱られているんだろう。」
すぐにマイワールドに入ってしまう為、上司のお小言は馬耳東風。
時を経て、今はその時の上司と同じ苦悩を味わっている。
「どう言えば伝わるんだろう・・・」
ボーダーラインを考える
「ここまでは自分の判断で良い」
「ここからは上司の判断を仰ぐ」
そのボーダーラインを考える。
「そういう時はまず相談しなさい。」
と言いたいが「そういう時」とはどんな時なのか。
1,お金が発生する。
2,対応に時間を要する。
3,影響が大きい。
ここまで整理しても曖昧だ。
1のお金は良い、1円でも発生するならという形だ。
しかし2と3は「〇〇以上」というボーダーラインを示さなくてはいけない。
時間も影響も大きい小さいは主観によるものだ。
結局「そういう時」を具体的に示すことが出来ていない。
伝えるタイミングを考える
先に書いた通り筆者が若かりし頃は上司のお小言を頂戴している間は完全に馬耳東風状態でありがたいお言葉も全て右から左だった。
「なんでこの人は怒ってるんだろう。良かれたと思ってやった行動がそんなに悪い事か?」
とても不満だったし納得がいかなかった。
お礼を言われたのに何でこの人怒ってるんだ?と。
しかし一歩間違えれば大事になる可能性が有った事。
それを受けたという前例を作ってしまった事で次回も即対応しなければいけなくなった事。
そもそもの対応措置が間違っていた事。
などなど、年齢や経験を重ねるにつれてボーダーラインが分かってくる。
対応できるかどうかではなく、対応して良いか、その内容は正しいかの判断基準を養うのだ。
もちろん上司によってそのボーダーラインは違う。
上司によっては初っ端から「それくらいは自分で判断しなさい」と言われる。
上司になった今、その人の対応は良くない事だったと分かるが部下の時代は分からなかった。
「それくらい」というのが「どれくらい」なのかまだ「ツーカーの仲」「阿吽の呼吸」の関係になっていないのだから。
結局正解は分からない
今日、小言まではいかないが「次同じケースが起きたらまず報告してくれ」「不在の時は上司不在の為、判断が有るまで対応出来ませんと断ってくれ」と伝える事が有った。
どこまで伝わったかは分からない。
きっと「良かれと思ってやったのに」と思っている事だろう。
良い事をした(つもり)のに叱るなんて理不尽な課長だと思われただろう。
どう言えば伝わるだろう。
結局コミュニケーションの問題なのか。
正解は分からないままだ。
オチの無いブログになってしまった。
おしまい。
山崎晃大朗という野球選手が居る
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが昨日始まった。
もう始まってしまったのでCSの事を書くしかないという謎の使命感で筆を執っている。
(本当は3連休に行ったキャンプや芋ほりや昭和の森公園について書きたいが、仕事が忙しく木曜になってしまった。)
誰でも知っている有名な選手
さて皆さん東京ヤクルトスワローズの選手で知っている人は何人居るだろうか。
野球に興味の無い人でも村上くんはご存じだろう。
今年3冠王&ホームランで王貞治さんの記録を越えた現日本球界を背負って立つ選手だ。
まだ22歳。史上最年少の3冠王。野球の神に愛された村神様という愛称だ。
史上初の5打席連続ホームランもやってのけた。
驚異的な身体能力とセンスを兼ね備えた大谷くんと肩を並べる日本の宝だ(絶賛)。
そして山田哲人。
あえて同じ22歳の時の写真を掲載してみた。
山田はトリプルスリーを3年連続で達成した。
トリプルスリーという(打率3割、ホームラン数30本、盗塁成功数30回)記録は1950年から数えて10人12回しか達成していない。
その12回の内3回がこの山田だ。信じられない。
https://npb.jp/history/alltime/triplethree.html
あのイチローですら達成していないと言えば凄さが伝わるだろうか。
イチローは安打(ヒット)製造マシンと呼ばれ打率と盗塁は世界一のクラスだがホームランは一番多い時でも25本と30本には届いていない。(イチローの凄さはまた別次元です。)
今年は調子が悪く打率が2割5分を下回ってしまったがここ1番で打つ勝負強さは健在。
高津監督
この3人が超有名で野球に興味の無い筆者の妻でも知っているクラスだ。
野球好きなら知っているであろう選手
次にヤクルトファンでなくても野球好きならという選手を挙げる。
小川泰弘
ヤクルトの看板投手。通称ライアン。
ノーラン・ライアンというかつてのアメリカ名選手が考案した独特のフォームから投げられる球は打者からは球筋が予想しにくく毎年好成績を残す。
開幕などその年の顔によく選ばれるピッチャーだ。
田口麗斗
巨人から移籍して「田口の20球」と呼ばれる延長戦ノーアウト満塁のピンチで交代選手として出場し1点も取らせず抑えた救世主。
重要なピンチでほぼ必ず召喚され、田口でダメなら仕方ないと言われる選手だ。
高橋奎二
元AKB板野友美さんと結婚したイケメン、ミスター完封。
去年覚醒し、日本シリーズでオリックス相手にプロ初完投・初完封勝利を挙げ、優秀選手賞を獲得(wiki参照)
板野さんと結婚してからどんどん優秀になっていき、赤ちゃんが生まれる前後から完全に覚醒した。なのでヤクルトファンの間で板野さんはとても愛されている。
他にも石川雅規(カツオ)や奥川恭伸が居るのだがピッチャーばかりになってしまうのでやめておく。
(あのヤクルトが他球団に誇れる投手王国になったなんて信じられない)
奥川くんはライアンの次にヤクルトの看板ピッチャーになれる存在。現在はリハビリ中。頑張って欲しい。石川はこれからも現役でいてくれ。
オスナ
ヤクルトが誇る助っ人外国人。
めちゃくちゃ打率が良いとかめちゃくちゃホームラン打つわけじゃないのに「ここに1本欲しい」という所で打つ。昨日のCSでも1回にいきなりスリーランを放ち阪神タイガースの出鼻を挫く。
相手からしたら「ここでオスナは嫌だな~」という所でオスナに回ってきて「あ~あ」という形でオスナは点を取っていく。重要場面以外でもそこそこ打つが数字よりも記憶に残る選手だろう。
よくサンタナとごっちゃにされるが昨日のようによくアベックホームランなどで2人同時に活躍するので他球団ファンはごっちゃでも構わない。(どっちも嫌な時に打つから)
塩見泰隆
イチローに憧れた青木宣親、青木宣親に憧れた山田哲人、そして(山田哲人に憧れているかは知らないが)その次の時代を築いているのが塩見だ。
不動の1番バッター。打つ、そして足が超速い。打率は3割に届いていないが俊足を活かし塁に出ると本当に良い働きをする。テレビにも村上、山田と並んで出ている。
性格は天然らしい。
球界の頭脳。去年の日本シリーズMVP。
かつての古田、城島、里崎クラスの名捕手だ。
彼も29歳で覚醒した。30手前の29歳というのはプロスポーツ選手に何かその後の人生を左右させる契機が訪れやすいのかもしれない。
愛称はムーチョ。打って良し、リード良しの不動の正捕手。
他にも天才:川端慎吾、元メジャーリーガーの青木宣親、今期引退する内川、坂口等を書きたかったがこのままだとこのブログが終わらないので省く。ごめん。
ヤクルトファンじゃないと知らないであろう選手
ようやくここまで来た。
今のヤクルトはスター選手が多すぎて一苦労だ(嬉しい悲鳴)。
ここまで挙げられなかった選手の中には投手の石山や清水、原など
優秀だけどヤクルトファンじゃないと知らないであろう選手はもちろん多く居るが、
今回筆者がどうしても書きたかったのがタイトルに有る山崎晃大朗(やまさき こうたろう)だ。
筆者は今、この選手が1番好きだ。
ヤクルトファンの間では「お尻が痛いでーす。」で有名。(動画参照)
この選手の何が凄いという特筆すべき点は難しい。
塩見と同じくらい足が速いが2番バッターで器用される事が多いため盗塁も今年ようやく10。
打率も2割5分前後をうろちょろする。
守備も非常に上手く肩が強いので三塁を回ってきたランナーを刺したりする。
走攻守揃っている良い選手だ。
山崎と言えばこれ!という記録は無いが、欠点の無い選手に成長した。
最近のヤクルトで「成長を著しく感じる選手は誰ですか」とヤクルトファンにアンケートを取ったら間違いなく1位~3位を取る選手だろう。
その成長は目覚ましく、今の若手の希望になっていると思う。
ただこんなに華々しい選手では決してなかった。
筆者が1番好きだと感じるのは「くらいつき、死に物狂いで、がむしゃらに、がけっぷちで、ついに昇華」といった今の世に薄くなってしまった情熱を彼のプロ野球人生に感じるからだ。
打撃成績をNPBのHPから拝借して枠線を付けた。
2016年に入団、2017年から1軍に入るものの成績は振るわず怪我人が出た時の交代打者、交代出場、試合に出るには何らかのアクシデントであったり理由が必要な交代要員だった。
2019年から成績が良くなりだすもチームの成績は2期連続6位という中で、飛びぬけて良くはなかったため立ち位置が定着せず。
2020年、監督が高津さんになり覚醒。
覚醒の要因が高津さん率いる首脳陣にあるのか本人に有るのかは不明だが記録だけでなく記憶に残る活躍が増えてきた。
本人曰く「自分はスター選手じゃない。毎試合、次でも使ってもらえるようがむしゃらに塁に出る事を考える。チームに貢献できる事を実行する。」といったインタビューを見た時にはっとした。
子供の頃から野球が上手で、街では神童だ、数十年に1人の逸材だと言われてきた人たちがプロになる。
プロになる事は夢の1つで叶う事は凄い事なのだがプロになった後に活躍するのはもっと大変だ。
プロで居続ける事は一定の基準以上の才能と努力が必要で、
更に1軍に居続ける事は成績を出し続けるしかない。
毎年引退や自由契約で大勢去っていく厳しい世界だ。
山崎は甲子園出場経験が無いものの大学で活躍しドラフト5位で入団、「きみ結構良いねぇ」なんて言われて1軍昇格するも「結構いいねぇ」レベルでは通用しないプロの洗礼を浴びる。
村上や山田のように若くしてスターになる超一流をSとすると山崎はAどころかBと呼べるかどうかという選手だった。
1軍ではあるものの27歳を超えてもまだ光らない。光れない。
ただそこで今の自分がSやAでない事を受け入れ、腐らず、ひたむきに自分自身と向き合い続けた結果、現在3冠王率いる最強のチームでレギュラーの座を獲得している。
いきなりゲームの話になり恐縮だが、野球ゲームにはステータスという能力値が有り、
基本的に毎年それは伸びていきピークを越えると下落していく。
だが現実の世界はそんなに安定して伸びる事はなく上がったり下がったりを繰り返す。
今の山田が良い例だ。(今後また伸びる事を信じてるが)
山崎晃大朗はそんな中で「くらいつき、死に物狂いで、がむしゃらに、がけっぷちで、ついに昇華」というむき出しの根性と表現して差し支えないだろう姿勢で取り組んで自身を名プレイヤーに育て上げた。
監督やコーチが良かったのかもしれない、でも本人の努力なしにもそれは成し得ない。
素晴らしい選手だ。
世の中には大谷くんや村上くんのようにスゲー奴らもいるがそれはほんの一握り。いやひとつまみ。
才能があってその世界に入ってもうまく活躍出来ない人の方が多いのだ。
生涯をほぼ2軍で過ごし1軍で活躍する事を夢見たまま自由契約になる選手だって少なくない。
でも山崎晃大朗は諦めず逃げず、自分を受け入れ活路を見出し自己プロデュースに成功した。
今やリーグきっての2番バッターだ。
かつての名2番バッターたちに引けを取らない活躍ぶりで昨日もやはり活躍していた。
上のヒーローインタビューでも言っているが「粘りに粘って相手ピッチャーを疲労させる職人芸」や俊足を活かした広い守備範囲など、
単純な打率や打点だけには現れない「勝利への貢献度」という意味では山崎晃大朗がチームトップクラスなのだ。
100年に1人の逸材ではない。
でも、だからなんだ、それがどうした。それでも出来る事をやるんだ。
山崎を見ているとそんな言葉が浮かんでくる。
新庄監督曰く「プロ選手同士だと持っている才能にほとんど大差がない。活躍する選手はそこから更に磨ける人。」らしい。
山崎を見ていると平凡なサラリーマンの41歳の筆者ですら「自分もまだまだ出来る事が有る」と焚きつけられる。
若手選手も彼を見て尊敬していることだろう。
今後も活躍して是非日本シリーズ連覇に導いて欲しい。
ここに名前を挙げられなかった選手も山崎のように活躍できる日がくるかもしれない。
しかしここまで紹介したくてもしきれないスター選手揃いのヤクルトなんて久しぶりだ。本当に嬉しい。書いていて楽しい。
頑張れヤクルトスワローズ!
頑張れ山崎晃大朗!
おしまい。
知らない炎上
知らない炎上
世の中は常に何処かで何かが炎上している。
噂は風より早い・囁き八丁・こそこそ三里・囁き千里…色んなことわざが有るが最も早いのはSNSだ。
投稿した瞬間に地球の裏側の人まで見れる。
SNSは〇〇より早い、なんてことわざが今後生まれるのかもしれない。
最近ではSNSで流行った事、炎上した事を取り上げるニュースが多い。
ベテラン記者からすれば面白くないかもしれないが時代の流れだろう。
炎上は嘘か本当かも分からない状態で拡がるから注意が必要だ。
筆者の妻はSNSを頻繁に見ない人なのでSNSで炎上してもニュースで取り上げられるまでは知らない事が多い。
筆者もそれほど熱心にSNSを利用しなくなったので知らなかった炎上事件が多くある。
いくつか挙げてみる。
羽生くんに便乗したアコギなホテル
プロに転向した羽生結弦選手が青森県の八戸でコンサートを開くらしい。
コンサート前日の宿泊施設は何処も予約で一杯になったが、とあるホテルがアコギな事を行い炎上している。
今現在も炎上していてホテルの公式ページが繋がりにくい。
通常の週末料金が5000円前後なのに対し、その日だけ10万円超えの料金を設定。
そしてキャンセル料金の設定を27日前から100%に設定。
それだけなら「アコギだねぇ~。」くらいで済んだかもしれない。
(ここまでではないがオリンピック開催期間の都内ホテルも3倍近くまで暴騰した。)
ただ世間の逆鱗に触れた事が有る。
既に通常料金で予約していた客に対し、システム不具合と述べ全て強制キャンセルして追い出したのだ。
予約し直そうとすれば当然10万越え。
さすがにアコギという表現を越えてしまっている。
悪徳だと言われても仕方ない。
Googleのレビュー、今は1.2まで落ちている。
ディズニー仮装パーティー
みんなの憧れ東京ディズニーシーのホテルミラコスタで開催された仮装パーティー。
1グループ大人2人で3万6000円で参加できるパーティー。
このパーティーの特典で、ミラコスタで挙式を挙げる人しか入れない聖地のような場所を開放したホテルに批判が上がった。
ミラコスタで挙式を挙げるには当然高額なお金が必要で、その際「挙式する人の前撮りでしかここには入れない」という名目でこれまた高額な料金(最低40万円とも60万円とも)を請求していた経緯がある。
その説明は一体なんだったのだと挙式経験者から悲しみの声が上がった。
前撮りだけは許されないので当然挙式代+数十万円という費用を捻出してその場所へ入った人からすれば驚き悲しみが凄いだろう。
なんせ1人、1万8000円でその場所に入られてしまうのだ。
更に規約?でプリンセス感を出す服装ではチャペルを歩いてはいけないというルールが有ったにも関わらずその仮装パーティーではプリンセス感を出しちゃってる参加者が平気でチャペルを闊歩している写真がSNSに投稿された。
そもそもチャペルも挙式でないと入れないような場所だと思うが・・・
ディズニー側とファンの間で感覚のズレが有り、ディズニー側が謝罪している。
たまに超高級メーカーが目先の利益欲しさに安価商品を出すが、絶対辞めた方が良いと筆者は思っている。
一度でも安価を出せばそのブランドの価値は落ちる。赤字でも絶対に値下げしないと踏ん張ったシャネルのような気高い意識をディズニーも持った方が良かったのかもしれない。
ミラコスタのチャペルや前撮りでしか入れない場所の価値は今や1万8000円となってしまった。そのイメージを覆すのは今後大変だろう。
その他
2ちゃんねる創始者のひろゆきさんが沖縄の基地反対座り込み継続中看板(無人)の前で投稿。
ミツカンのお家騒動(生後4日の赤ちゃんに祖父のミツカン会長が養子縁組を迫り拒否した父親を転勤させ、実質の親権を奪う事件。子供は消息不明。もう3年経つ。)の判決間近。
ドミノピザが注文サイズを間違えて配送、作り直したピザに大量のハラペーニョ(唐辛子)が入っていた。善意だったと謝罪。
人気ゲームとコラボしたスイーツ屋さん、注文後に貰えるグッズだけを目当てにきた客がスイーツには手を触れず退店。グッズはメルカリで売りさばかれる事件が多発。
こんなところだろうか。
それぞれの感想は省くが本当に毎日色んな所で何かが炎上している。
これだけを見ているとSNSなんてろくでもない、という印象を持つ人が居るかもしれない。
ただその一方で踏切で止まってしまった車を助ける通りすがりの男達や、
段差を乗り越えられず困っている車いすの人を助けるクロネコヤマトの配達員なども拡散されている。
結局使い方次第だ。
子供にスマホを渡す時、SNSをいつから利用OKにするかも今後検討しなくてはいけない事だろう。
おしまい。
悩める課長1年生②常識が崩れるパワハラの定義
大記録達成
村上くんが三冠王+56号HRというとんでもない記録を達成した。
筆者はヤクルトファンだし、そうでなくも野球ファンなら大興奮のニュースだろう。
子供が生まれてからと言うもの、球場観戦はもちろん視聴をリアルタイムで出来ていない。
DAZNなど何処でも野球が見られるサービスが始まっているにも関わらず寝かしつけの時間と思い切り被るからだ。
昨日も野球速報アプリでこそこそ文字だけの試合中継を覗いたら既に記録達成していた。
死ぬほど見たい瞬間だったが何処で打つか分からない為「今日だけは見せてくれ」というのが通じない。そんなこんなで見逃してしまった。
でもおめでとう村神さま!
そして驚くべきは高津監督だ。
残り試合が少ない中で、記録がかかっている中で1日休ませる事を決定した。
ギリギリの状態で相当腹が据わってないとこんな判断は出来ないだろう。
毎試合「何としても打ってくれ~」と念力を出してしまいそうだがそれをグっと堪えて休み明けの最終戦で1発。
ドラマ、映画、漫画でもベタ過ぎて描かないであろう感動的なストーリーが現実となった。
村上くんがとんでもない逸材なのはもちろん、高津監督にも「やっぱこの人スゲーな」と感銘を受けた。
そんな高津監督の足元にも及ばない筆者はパワハラが何なのかのラインに怯えている管理職1年生。
課長になって半年が過ぎた。
高圧的な態度を取る事も必要以上にへりくだる事もせず淡々と仕事をしているが、実際のところチームのみんなにどう映っているかは分からない。
今日こんなニュースを見た。
ある村で10年以上もパワハラ問題を放置したとして村長に不信任決議が出され可決されたというニュース。
当の村長はパワハラ問題は自分が解決すると意気込んでいたが周りからの理解は得られなかったようだ。
この問題についてどちらが悪い等と言う意見はない。
だがとにかく何かをする、言う度にハラスメントな世の中になったので、自分自身もパワハラになるような事はすまいと肝に銘じるばかりだ。
パワハラの定義
パワハラをしてしまう人はパワハラが何かを分かっていない人がほとんどなのだろう。
「今日も張り切ってパワハラするぞ!」と心に決めている人なんて居ない。
だから筆者の会社でもハラスメント防止講習が義務付けられている。
(テキストとビデオを見てレポートを提出しなければいけない。)
ただそれでも「え、これパワハラになんの?」と驚いた事が有る。
以前部下の1人が進捗を報告する定例会で「今週は報告する事が有りません。(進捗率に変化ありません。)」という報告をしてきた。
話を聞いてみると前から予定していた作業が有ったので今週進まない事は計画内であるという事だった。
全体進捗に影響は無いという事だが、ちょっとモヤっとした。
今週全く進みませんでした、というシンプルな報告だけで済まそうとしていたからだ。
これが筆者を始め管理職の報告であったなら受け手は目をぱちくりさせるだろう。
全く報告する事が無い事が分かっているなら事前に「こういう理由で今週は報告する事が有りません。計画に遅れが出ている訳では有りません。」と「心配しなくて良いですよ」というプチ報告をしておくのが常だからだ。
報告する事が無い(だけど問題も無い)事を事前に共有しておけば報告会当日はその人をスキップすれば良い。
毎週異常なしと報告する人ならともかく、そうでないならわざわざ名前を呼ばれてから報告無し(進捗ゼロ)と言うのはモヤる。
先輩後輩の関係だった時なら席に戻った後に軽く注意する事も出来た。
しかし管理職がみんなの前で注意する事はパワハラになる、自分の席に呼びつけて説教するのもアウトだ。
別に大惨事を引き起こした訳じゃない。注意しようかどうしようか迷うレベルだ。
だが若い人達があの報告を見て「あんな感じでも良いんだ。」と解釈されるとそれが後々に厄介な事件を引き起こすかもしれない。
なので後で時間を見つけて個室に呼ぼうかと思ったが、とりあえず部長に相談した。
すると部長から「なるほどねぇ。でもそれパワハラなるかもしれないから気を付けてね。」と言われた。
思わず「???」という表情をしてしまった。
察してか部長が「悪い報告ほど早くしてね。」と言ったら「それパワハラですよ」と言われてびっくりしたという記事を紹介してくれた。こちらだ。
記事に有る通り悪い報告ほど早くするのは常識だと思っていた。
怒られたとしても問題が大きくなる事よりは遥かにマシだし、早く報告すればそれだけ気持ちも楽になる。周りからの助力も受けやすくなる。
だがそれを強要してはいけないと言うのだ。
強要とは一体なんだ・・・。指示とは違うのか。
指導するより見本を見せる?
ビジネス書などを読むと「悪い報告はどんどんすべし」として、
かの星野リゾートの社長などはヒヤリハットの気づきを報告してくれた社員を奨励する制度と言った、悪循環を断ち切る流れを作っている。
(実際筆者は今年の5月に北海道の星野リゾートに泊まりかなり不満だったのでもっともっと奨励して欲しいところだが。)
だから結局の所、悪い報告はとにかく早くマメにする癖を付けて欲しい。
そうすれば事故は無くせなくても大惨事は防げる。
そしてこれからの管理職は悪い報告をどんどんしてもらえるような雰囲気を作り、悪い報告をしてきた人を褒めるべきなのだ、という事なのだろう。
「何故黙っていたんだ!」と怒っているようではダメだ。
報告されなかった自分の普段の振る舞いを省みる必要が有る。
管理職って大変だ・・・。
ちなみにこの部下は今日も「この仕事A君にお願いするね」と部のチャットで言ったところ、
無断で「まず私がやります。不明な点が有れば質問します!」と発言し、10分後に「ここ分からないんで誰か教えてください。」と、そこが分からないならそもそもその仕事は出来ないよというモヤモヤを発生させてくれた。
どうすればいいのか…。
結局育児とも繋がる部分が有る。
皿を落とした、飲み物をこぼした、オモチャを壊した・・・etc。
子供が申し訳なさそうに何か言ってくる場合は汚したか破壊したかの報告がほとんどだ。
そんな時「なにやってんの~!?」と怒鳴ったら、「悪い事は隠した方が良い」とか「知らなかったフリをしよう」という子になってしまうかもしれない。
だからまずはこちらが門を開き、正直に報告してきた事を褒めてやらなければならない。
親も大変だ・・・。
おしまい。
貧しい者に許された娯楽は『怒り』だけ
先日、講談師の神田伯山さんのラジオを聴いていて
「ニュースなどを見て怒っている人がよく居るけど、ひょっとしたらそれは(意図的に)怒らされているのかもしれない。そして扇動している側はそれで金を稼いでいる。」
みたいな事を言っていた。
普段笑いになる話がメインなのでハッとした事もあり、
それで以前Twitterでバズったタイトルの
貧しい者に許された娯楽は『怒り』だけ
というツイートを思い出した。
いつぞやTLで見た「貧しい者に許された娯楽は『怒り』だけ」って言葉、辛いけど真実だなーって思う。日々の辛さをかき消すだけの他のデカイ感情としては、喜びはコスパが悪すぎる。お金をかけなきゃ嬉しいことには出会いにくいし、お金をかけずに喜びを味わうには環境と才能が必要だし。
— 八門( ˶◜◡◝˶ ) (@kimonkinsa) 2019年4月5日
この「貧しい者に許された娯楽は『怒り』だけ」という文字そのものを検索しても出てこないので、もしかしたらこの人の造語か表現が違うニュアンス的なものなのかもしれない。
ただグっと来るものはある。
ニュースを見ていると「なんだかねぇ」と言いたくなるニュースは毎日出てくる。
政治家の不正、自治体や企業の不正、納得のいかない法改正/裁判の判決、虐待する親、イジメをする教師、それを隠す教育委員会、不倫や脱税する芸能人、事件を起こすYoutuber、女性を脅すTiktoker…よくまぁネタが尽きないと思うほど不快なニュースが数多く流れる。
見ている時は腹が立つ事も有る。
ただ仕事をしたり育児をしたり自分の時間を過ごしたりしているウチにその事ばかりに捉われておられず気持ちの切り替えが行われる。
ただそれが出来ない人達が居る。
ここで言う「貧しい者」というのは一重にお金という意味だが心や時間の余裕が無い人も含まれて良い。
投稿者の次の内容はこうだ。
その点怒りは、同じデカさのパワーを実に安く手に入れられるんだよね。いつも誰かしらが炎上してるし、許しがたい事件が起きてるし、積年の怒りが言語化されて拡散されるし、そしてそれらに簡単にアクセスできるし
— 八門( ˶◜◡◝˶ ) (@kimonkinsa) 2019年4月5日
筆者は特に積年の怒りが言語化されて簡単にアクセスできるという点にグっときた。
その通りだ。
持って生まれた才能なく、努力も出来ず、かと言って自分の能力の低さを認められない人達にとって、
現実は地獄を叩きつけてくるがそれを直視すると自分が壊れてしまう。
だから自分自身から目を背ける為に叩いて良い標的を探し、
罵詈雑言、誹謗中傷をし続ける。お金は一切かからない。
この人は悪い事をしたのだから叩いて良い、何を言っても良い、何をされても仕方ないと、どんどん誤った脳内変換が行われ、最終的に自分は良い事をしていると錯覚する。
過激な事を言うといいねやコメントが付くので承認欲求も満たされる。
言われた方が法的手段に訴える姿勢を見せない限り何の危機感も感じず責任も取らない。
とにかく自分自身に目を向けたくないから、目をそらすという努力だけは人並にする。
だから一部の文章力/表現力の有る扇動者の「あなたが不幸なのは国のせいだ。社会のせいだ。あなたが悪いわけではない。」という言葉に触れると、
その言葉に居場所を見つけ、また同じような人達が集まるから更に安心し、民意という大義名分を持って「反対!謝罪!賠償!」と言い続ける事が娯楽となる。
1人では寂しくむなしい時間もみんなでお祭りのように騒ぎ、打ち上げでもすれば充実した休みになるのだろう。
縋りついた扇動者の甘い言葉によって自分達は善い事をしていると思い込み、
お金と時間と労力を惜しみなく貢ぎ、扇動者の懐を温める。
扇動者はそんな彼らを見て更に焚きつける。
悪い宗教と似ている部分が有る。
葬式の横で騒ぐ人達
もちろん不正は許されるものではないし全てのデモを卑下している訳ではない。
筆者自身も今の政治家に日本や地域の事を本気で考えている人がどれだけ居るのか疑いたくもなる。
だが例えば、葬式の横であれだけ「反対!謝罪!賠償!」と騒いでいる人々を見ると「あぁこれは彼らの娯楽なのだな」と思えてしまう。
反対するのは自由だが少なくとも葬式やってる横で、
2万人以上が花を手向けようと行列している横で、
テロリスト本人のコスプレしたり生前の政策の悪口を言うべきではない。
テロで殺された人の葬式だ。
どんな正義が有ろうと非難される恥ずべき行為だ。
常識的な善悪の判断が吹っ飛ぶほど扇動者の教えに心酔しているのだろう。
扇動者は甘い言葉を言い続け「あなたは悪くない」と笑顔で手を握ってくれるのだろう。
世間は冷たいが扇動者や同志だけは自分に優しくしてくれるのだろう。
他にもある。
「差別!軽視!配慮!謝罪!」と連呼している人達だ。
差別は当然よくないし、騒ぐと企業や国/自治体が謝罪するのだから、これはもうたまらんものが有るのだろう。
反撃に遭わず一方的に攻撃出来るのだから。
もちろん「こんなの子供に見せられんよ」というやたらにエロいキャラクターを全面に押し出した広告を見ると文句の1つも言いたくなる。
でも「え、それが気になるの?」というレベルでも突っついているのはもはやクレームではなく難癖だ。
また、SNSで「失礼クリエイター」と揶揄されたマナー講師も度が過ぎるとここで言う扇動者と同じ括りになる。
これが良い例だ。
マナー講師が渡し箸を「三途の川を渡すからNG」と言うようですが、古く曹洞宗の応量器のお作法では渡し箸をしますね。そもそも三途の川に橋は渡されていません。
— 青江覚峰 (@Kakuhoaoe) 2020年8月18日
専門外のことを自分勝手に解釈して都合よく振りかざすのを我田引水と言います。渡し水とでも言いましょうかね。#マナー講師 #渡し箸 pic.twitter.com/xfDeRFAjNj
そもそも三途の川に橋は渡されていないという所で笑ってしまった。
マナー自体は国や文化によって違うから渡し箸を違反とする考えが有っても良いとは思う。
しかし三途の川に橋が無いのは変えようがない。
マナー違反の論拠を仏教にすべきではなかったのだ。
景気と給料と年金
景気が悪いのは国の責任だ。だが給料が上がらないのは経営者の責任だ。
国が景気を良く出来たとしても経営者がケチなら給料は上がらない。
国が直接どうこう出来るのは最低賃金だ。
だが社長や上司にそれを言うと自分の立場が危うくなるかもしれない。
だから国や政治家を責める。国や政治家なら文句を言っても反撃されない。
ここは言論の自由が有る日本だ。一方的に石を投げられる。
主張の一部に株価が上がっても一部の投資家が儲かるだけと言うのが有った。
株をやっていないなら当たり前だ。
と言っても株をやりたがらない強い国民性を持っているのは先進国では日本くらいだ。2016年のデータだが日本人は2人に1人が現金で預金しているのに比べて欧米でヨーロッパで3.5割、アメリカでは1.5割だ。他はみんな株や金や不動産などで資産管理している。
このまま値上げが続けば貨幣価値は下がるから現金の預金は今どんどん価値を下げている。
あれだけ「国は何をやってるんだ!」と言い続ける割に国に対して期待値が高すぎる。
もう高度成長期ではないのだ。
少子化で労働力が減り移民受け入れも拒否しているのだからすぐに解決できる状態ではない。数十年、場合によっては100年かかるだろう。
日本の政治家が有能でないと思うなら尚さら自分で何とかするしかない。
専業主婦が圧倒的大多数を占めていた時代の人達が年金を受け取っている「今」ですら年金が破綻しかけている。
女性進出が進んだ現在30代、40代の女性賃金は(性別収入格差は依然有るものの)30年前より上がっているので将来の年金受給額が上がっている。団塊世代が亡くなり人口が減ったとしてもその人達が60代、70代になった時の年金を国が払えるとは考えにくい。
そんな事はずいぶん前から分っていただろう!何をやっていたんだ!とする政府への不満は十分すぎるほど分かる。全くもって同意見だ。
つまり将来を本気で考えて来なかったのだ、或いはその予測が間違っていたのだ。
だから選挙へは行きつつも国には期待しない方がノーマルだ。(歴史を見ても日本の未来に不安が無い時代なんて高度成長期からバブルまでのたった数十年くらいだろう。)
株をやらないのは自己責任だが株をやってる人はリスクも受け入れている。
本当の意味で自己責任だ。
株なんかやらなくても安心して住めるようにしろ!と言う意見はもっともだが国民が資産形成出来るようになれば本当に困窮している人にだけ保障を充てられるようになり国も国民も豊かになれる。
この辺りは色々と意見が分かれるだろう。
どんどん話が逸れてしまった(反省)。
最後に。
出来る事なら、
困っている人を助けて表彰された人とか、世紀の発明/発見をした人とか、前人未到の記録を打ち立てた偉人であるとか、画期的な方法で良い結果を挙げた社長や役人のニュース等で溢れかえる世の中になって欲しい。
でもそうなった後もこの人達は何かしら怒る材料を見つけ、
罵詈雑言、誹謗中傷を投稿し続けるのだろう。
鏡に映った自分を見る時間を少なくするために。
補足
神田伯山さんのお名前を出していますが神田伯山さんが特定の思想や団体に触れているわけでは有りません。全て筆者の見解です。
余談。
金持ち喧嘩せずというが先日辞任した和菓子屋の社長は公道で無理な車線変更した挙句に事故を起こし、被害者に対して暴言を吐くという暴挙に出ている。
やはり貧しいというのはお金だけでなく心や時間がという表現が正しいようだ。
「ボロは着てても心は錦」でありたいものだ。
おしまい。
AIに絵を描かせるサービス
AIに絵を描かせ、面白い物や凄い物が出来たらTwitterにアップするのが流行っている。
筆者も先日やってみた。
というのもAIが描いた絵が賞を取ったからだ。
AIだけの選手権ではなく人間がメインの絵コンテストで優勝してしまった。
凄い時代だ。
絵を見ると確かに凄い。
アベンジャーズのマイティソーの実家(宮殿)みたいな絵だ。
マイティソーの実家↓
マイティソーの実家はCGクリエイターが時間とお金と情熱を注いだ成果だろう。
そのような物に似た絵をAIは数秒で作ってしまう。
(優勝した人のコメントによると、あの絵をAIに描かせる為に80時間要したと言っているので厳密には数秒ではない。)
10年くらい前、機械は想像が出来ないからクリエイティブな事は出来ないと言われていた。
それが今では人を感動させる絵を作るに至った。
自動運転や超高速化ならなんとなく分るが、
シナリオ創作、絵やイラスト、膨大な写真からの選別なども出来てしまうようになったAI。
人間は自分達を超える存在を作れるという事実に驚くがSF映画のような恐怖もやはり感じてしまう。
AIの凄さについては主旨と違うのでここまで。
ともかく流行りのAIで絵を描けるサービスを楽しんでみた。
有名どころ?の3つ
「Midjourney(ミッドジャーニー)」、「Dream by WOMBO(ウォンボ?)」、「お絵描きばりぐっどくん」の3つだ。
Midjourneyは上記の通り賞を獲得した凄腕。
WOMBOは適当にアプリストアで見つけたジブリ風のタッチなどいくつか色調が選べる。
お絵描きばりぐっどくんはLINEのトーク画面で行える日本人作成のものだ。
それぞれの詳細は筆者よりもっと分かりやすい記事がいくつもあるので省く。
とりあえず筆者はMidjourneyもWOMBOも上手く使いこなせなかった。
と言うのもAIに絵を描かせる為には単語を指定してイメージを伝える必要が有る。
英語でいくつも試してみたがどうにも狙ったようにならず「そうじゃねーんだよな~…」とぶつぶつ言いながら苦戦した。(楽しかったけど無料で試せる数を消化してしまった。)
やはり英語力の無い人間は日本語で出来るお絵描きばりぐっどくんが合っていると思い、今も話のタネに人に見せる時は本ツールを利用させてもらっている。
それでは筆者の個展をご覧あれ。
いかがでしょうか。
そうです、とにもかくにもAIは人間が苦手だ。
顔のパーツが無かったり腕が短かったり手が3本有ったり。
コーヒーを持ったおじさんを指定しているのにおじさんの顔を書かない手法には一本取られた。
人間が苦手なのはMidjourneyもWOMBOも同じで、笑顔(smile)と指定しているのに「のっぺらぼう」だったりあり得ないほど苦悶の表情を描いたりする。
抽象的、空想的な絵を描かせるとため息が出るほど美しい物が出来上がるのだが、そこに人間を入れると途端におかしくなる。
この辺りはこれから進化を遂げるのだろう。
他人に「こういう絵を描いて」と伝える際、自分の頭のイメージを言葉にする。この鍛錬になりそうだ。
相手は機械なのでこちらの表現力・伝達力が試される。
お絵描きばりぐっどくんはこれでも他の2つに比べて格段に人間が上手だ。
お絵描きばりぐっどくんはiPhoneでは既にアプリ化されているらしい。
筆者はアンドロイドなのでLINEで楽しませてもらっている。無料だしおススメです。
AIに直に触れると得意な事、不得意な事が分かって楽しい。
週末に息子達と遊ばせてみよう。
最後に一つ。
本日の「そうじゃねーんだよな~」
うーん惜しい!
おしまい。
保育参加2022
昨日は次男の保育参加の日だった。
コロナで親は1人しか参加できない為、長男次男2人で通っている我が家は1年交代でどちらに行くかを決めている。
今年は筆者(夫)が次男、妻が長男のクラスに参加した。
去年は逆だった。
筆者が子供のころ、こういうイベントに参加するのはママと世間的にも大体に決まっていた。
でも最近は違う。
パパが普通にこういったイベントに参加するようになった。
良い傾向だ。
今の時代(特にコロナで)のパパは子供と接する時間が他の時代に比べて格段に増えた。
育児に「参加する」という意識は薄れ「親としての当事者」意識が芽生えた結果かなと思います。(凄い上から目線な言い方)
ただ「ママの方が良かったな。」なんて面と向かって言われているパパも居た。
可哀そうだが日頃接する時間や態度がその差を作ってしまう感は否めない。
ちなみに我が家が通う保育園は写真を壁に貼ってくれたりインスタにアップしてくれたりする。
だからおおよその想像はつくのだけど、やはり同級生や先生方の前という社会的空間でする姿を生で見れる機会というのは嬉しい。楽しみだった。
当日保育園でやったこと
- 並んで座って手遊び(ミックスジュースを作るとか言うやつ)
- 動物かけっこ
- 絵本読み聞かせ(3匹の子ブタ)
- 積み木
- 自由時間
- お昼ご飯(食べたら帰宅)
こんな感じだった。
まだ3歳児なのでお話がそこまで達者じゃない子も居る。
次男はベラベラ喋るが長男は3歳の前半はほとんど喋れなかった。
ただ先生の話す内容はしっかり理解出来るので集団行動は問題なく出来るようだった。
長男の時も思ったがやはりどのクラスにも1人、全く先生の言う事を聞かない子が居る。
その子の性格なのか、何かそういう障害と言ったものなのかは分からない。
先生もその子に強制させるような事は言わないので日常的に不参加なのだろう。
保育参加は「参加」なので筆者も参加する。
ゴール地点に立たされたり積み木で一緒に遊んだり。
全く名前も知らないような子達が筆者の膝の上を取り合ったりしてくれてとても嬉しかった。次男は最初ヤキモチ妬いたが段々と受け入れていた。
感じたこと
千差万別。
これがしっくりくる。
子供と言うのは本当に1人1人違う。
4月生まれと3月生まれでは体格が全然違う。
文章で話せる子も居るし単語しか言えない子も居る。
積み木で黙々と遊ぶこも居れば大きな声で騒ぎ続ける子も居る。
ウチの次男は絵本の読み聞かせの時、先生が「最初の豚さんのお家は何で作ったかな?」とかの質問にただ1人答えていたので大変誇らしかった。
ウチの次男は家でも絵本が好きで、「ちょっと今日はめんどくせーな」と思う日がありつつも毎日絵本を読んでいる筆者の努力が実を結んでいるような気もした。
(実際は一緒に聞いている長男が数か月前まで全然絵本に集中出来ない子だったので、元々の素質なんだろうと思う。)
他の子に比べてウチの子はここが良かった、ダメだったという優劣の視点は親ならばほぼ間違いなく持つ視点だろう。
でも思う。
そもそも劣とはなんぞや
少なくとも保育園で他人と競う事に意味は無い。
「意味は無い」という書き方のニュアンスが難しいが、例えば4月生まれの子は3月生まれの子より何だって早く出来る子が多いし、例え出来なくてもこれからの成長の幅が大きすぎて保育園の段階で優劣を決める事は意味が無いと思う。
計算が出来て漢字も書けて絵も上手で楽器が弾けて走るのも泳ぐのも早くて優しい上にに礼儀正しい…そんな大谷くんみたいな子は稀だ。(大谷くんが絵や楽器が得意かは知らない)
将棋の藤井聡太くんのように聡明でキレッキレの頭脳を持つ天才は稀だ。
大谷くんや藤井くんの親御さんの育て方を是非伺いたいものだが、それを筆者が真似たところでうちの子らが同じように育つかと言えばそうではない。
そして2人育てていて思うのは、兄弟でも性格が全然違う。
これは持って生まれた素質(というより因子)が絶対に影響すると思う。
「性格は能力の一部である」
アメリカの心理学者ルイス・ゴールドバーグは、人の「性格」は「外向性」「調和性」「誠実性」「神経症的傾向」「経験への開放性」の5つの性格因子で構成されているという「ビッグファイブ理論」を提唱した。
これをここで細かく書いても仕方ないがとにかくこの理論は「この子の怒りっぽい性格を直そう」とか「人に比べてのんびり屋さんだから直そう」という考えに警鐘を鳴らしてくれる。
欠点修正に注力するのではなく、分析してその子に合ってそうな道を将来選択肢として出してあげればいい。
昔は何か一つでも秀でているものが有れば良いという価値観だったが、実際のところ何も秀でていない人は多い。
これを書いている筆者自身も何か1つAを持っていると思いたいが、学校でも会社でも本当のAを目の当たりにしてしまうと自分はBやCだと認めざると得ない。
そんな凡人でも幸せに暮らせるためには、子供の頃から少しでも良い所を見つけて褒めちぎる、悪い事は行為を叱るだけでそれを性格と結びつけない事が大事だ。
その為に親も色々と学び、視野を拡げる言動を繰り返し子供に伝える事が大事だと思う。
オリンピック選手とか東大に入れる子になって欲しいという明確な目的は無いが視野の広い人間になって欲しい。
今見えている景色はごく一部の物だ。
学校も会社も日本も世界の一部。
合わないなら羽ばたけば良いという可能性を示したい。
耐えるも大事だが耐えるか動くかの選択肢は持たせたい。
耐える一択しかないのは辛いだけだ。
そして視野が広ければ差別をせず人との違いを認め、協力者を見つける事が出来る。
1人で出来る事は限られているし、筆者の子は筆者のような凡人になる可能性が高い。
凡人でも数人集まれば出来る事が有る。
天才が現れた時、素直にあなたは天才だと認められる人間になって欲しい。
新しい考えを否定しない人間になって欲しい。
その為には自分が見本を見せねばなるまい。
子供と目線を合わせて子供の言い分をしっかり聞こう。
急いでる時とかちょっとしんどいけど。常には無理だけど。
そんな事をぼんやり考えながら寝かしつけした昨日だった。
おしまい。