AIに絵を描かせ、面白い物や凄い物が出来たらTwitterにアップするのが流行っている。
筆者も先日やってみた。
というのもAIが描いた絵が賞を取ったからだ。
AIだけの選手権ではなく人間がメインの絵コンテストで優勝してしまった。
凄い時代だ。
絵を見ると確かに凄い。
アベンジャーズのマイティソーの実家(宮殿)みたいな絵だ。
マイティソーの実家↓
マイティソーの実家はCGクリエイターが時間とお金と情熱を注いだ成果だろう。
そのような物に似た絵をAIは数秒で作ってしまう。
(優勝した人のコメントによると、あの絵をAIに描かせる為に80時間要したと言っているので厳密には数秒ではない。)
10年くらい前、機械は想像が出来ないからクリエイティブな事は出来ないと言われていた。
それが今では人を感動させる絵を作るに至った。
自動運転や超高速化ならなんとなく分るが、
シナリオ創作、絵やイラスト、膨大な写真からの選別なども出来てしまうようになったAI。
人間は自分達を超える存在を作れるという事実に驚くがSF映画のような恐怖もやはり感じてしまう。
AIの凄さについては主旨と違うのでここまで。
ともかく流行りのAIで絵を描けるサービスを楽しんでみた。
有名どころ?の3つ
「Midjourney(ミッドジャーニー)」、「Dream by WOMBO(ウォンボ?)」、「お絵描きばりぐっどくん」の3つだ。
Midjourneyは上記の通り賞を獲得した凄腕。
WOMBOは適当にアプリストアで見つけたジブリ風のタッチなどいくつか色調が選べる。
お絵描きばりぐっどくんはLINEのトーク画面で行える日本人作成のものだ。
それぞれの詳細は筆者よりもっと分かりやすい記事がいくつもあるので省く。
とりあえず筆者はMidjourneyもWOMBOも上手く使いこなせなかった。
と言うのもAIに絵を描かせる為には単語を指定してイメージを伝える必要が有る。
英語でいくつも試してみたがどうにも狙ったようにならず「そうじゃねーんだよな~…」とぶつぶつ言いながら苦戦した。(楽しかったけど無料で試せる数を消化してしまった。)
やはり英語力の無い人間は日本語で出来るお絵描きばりぐっどくんが合っていると思い、今も話のタネに人に見せる時は本ツールを利用させてもらっている。
それでは筆者の個展をご覧あれ。
いかがでしょうか。
そうです、とにもかくにもAIは人間が苦手だ。
顔のパーツが無かったり腕が短かったり手が3本有ったり。
コーヒーを持ったおじさんを指定しているのにおじさんの顔を書かない手法には一本取られた。
人間が苦手なのはMidjourneyもWOMBOも同じで、笑顔(smile)と指定しているのに「のっぺらぼう」だったりあり得ないほど苦悶の表情を描いたりする。
抽象的、空想的な絵を描かせるとため息が出るほど美しい物が出来上がるのだが、そこに人間を入れると途端におかしくなる。
この辺りはこれから進化を遂げるのだろう。
他人に「こういう絵を描いて」と伝える際、自分の頭のイメージを言葉にする。この鍛錬になりそうだ。
相手は機械なのでこちらの表現力・伝達力が試される。
お絵描きばりぐっどくんはこれでも他の2つに比べて格段に人間が上手だ。
お絵描きばりぐっどくんはiPhoneでは既にアプリ化されているらしい。
筆者はアンドロイドなのでLINEで楽しませてもらっている。無料だしおススメです。
AIに直に触れると得意な事、不得意な事が分かって楽しい。
週末に息子達と遊ばせてみよう。
最後に一つ。
本日の「そうじゃねーんだよな~」
うーん惜しい!
おしまい。