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子供の勉強

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」 | かわいいフリー素材集 いらすとや

※全て本やニュースの受け売りです。覚えた事をひけらかす内容であり筆者オリジナルの考えではありません。

 

前置き

 

受験は辛く苦しい時間。

だけど頑張った先には輝かしい人生が待っている。

だから少しでも良い学校を出て大きな会社に入ろう。

 

そういった時代が有った。良いか悪いかは知らない。

とにかく有った。

筆者(40代前半)が学生の頃も正にこの価値観だった。

 

その価値観で育った。

言ってしまえば「嫌でも我慢して、机に向かいなさい。そうしないと立派な大人になれないよ。」という思想だった。

 

何というか、固かった。

世間や人生は荒波と表現されていた。

勉強は競争だった。戦いだった。

競争に打ち勝つ事、立ち向かう事、それが出来ない人は落ちこぼれと呼ばれていた。

引っ叩いてでも机に向かわせる親や先生の姿が有った。

 

最近は変わってきている。

もっと緩くていいじゃないかと。

都会での大成功よりも郊外でストレスの低い環境に身を置いたり。

 

時代の影響で、筆者は晩婚であるので現代の価値観で子育て出来ている事に嬉しく感じる事が多い。

 

育児書・・・というと表現が固いけど内容はそれほど固くない物をよく読む。

子育て漫画だったり子育てニュースも育児書だと思っています。

 

感銘を受けた勉強法2つを書きます。

 

感銘を受けた勉強法①

 

目覚まし時計のキャラクターのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

代表的なのは、例えばニュースだと

「娘を現役ハーバード大学合格に導いたママさんの勉強方法」だった。

公立校で、塾へも通わせず、留学もさせずの現役合格だったのでニュースになった。

 

それは一言で言えば「1教科5分勉強法」だった。

 

英語なら文法を1つ。単語なら5個。集中して覚える。

5分だけなら誰でも集中出来る。

というか5分くらいだと結構楽しかったりする。

 

それを毎日やる、もっとやりたいと言っても終了、別の科目へ。

算数も公式を1つ覚える。漢字も3~5個。それを毎日、5分づつ。

 

今日は算数をやるぞ!50分コースだ!!なんて事はしない。

 

塾は行かせないから付きっきりで見る。

でも教える方も5分なら集中できる。教える方も教えられる方も5分なら現実的だ。

 

他にも苦手教科はバッサリ捨てて好きに特化させるとか、色々あるけど最も感銘を受けたのは1日5分という数字だった。

 

 

 

感銘を受けた勉強法②

 

現役の開成高校に通う高校生が自身の体験記を漫画にした本を買った。

 

勉強法はその高校生本人が考案した物ではなく親御さん(特にお母さん)が用意した「勉強に出てくる言葉を事前に体験できる環境」だった。

 

都道府県、世界地図はポスターやパズルで、

重力、気圧、水圧など物理系はお風呂で、

数の数え方、算数はそろばんで、

細菌や蒸発・融解など化学系は料理で、

 

などなど、言葉だけだと中々理解出来ない事を体験させる事で敷居を下げる事に特化していた。

「あーあれってこの間のあれか、こういう事だったんだ」と、予め体験しておくと吸収率がガクっと上がるという事だった。

 

そのお母さんもお父さんも特別成績が良い人ではなかったけど、

「分かるは面白い」

「勉強出来る人は格好いい」

「知識を人の役に立たせている人は超クール」

みたいな事を日常の会話の節々に入れ、勉強=楽しいを経験を持って体感させる事に特化した家族だった。

 

また、主人公の学生も開成中学に入るまで塾を最小限にしていた為、親が横について勉強していた。

塾に行かせる事が悪いんじゃない、塾や学校に任せっきりのは良くないという主旨だった。

 

 

感銘を受けて実践している事

 

「やってみよう!」のイラスト文字

 

「ははあああ~!んなるほどねぇ~!」と、

こういう本を読む度にうんうん頷いて、

興奮して妻に話して、

それで満足して終わるのが筆者のルーティンだった。

 

しかし膝を打っているだけでは自分の足に青タンが出来るだけだ。

実践しなければ、という事で

 

5分勉強と環境作りを実践し始めた。

まだ5歳と3歳(今年6歳と4歳)なのでそんなに難しい事は出来ないけど「学ぶは楽しい」という価値観を植え付けようと、机に向かわせた時には机に向かっただけで褒めて、必死に笑いも取っている。

 

あとiPadの学習アプリでもしまじろうの学習でもそうだけど、

「これ何時までにやっておきなさいよ」と言うのと

横で見ていて「一問一問見ている&褒める」では速さだけでなく質が全然違う。

 

上の例2つであげたママさん2人もやはり親がべったり付いていたと書かれていた。

親が見る事で、そしてやる気を引き出す事を言う事で、親と一緒にやっている事がもう遊びの一環になっている。

 

あと、何故か影響を受けて自分も英語の勉強アプリを始めた。

なるほど1日5分は確かに出来る。親がやってるのを見て子供も参加してくる。

子供が見てくるのでこちらも必死にやる。相互効果が素晴らしい。

 

コミュニケーションも取れて更に素晴らしい。但し2人居るから疲れる。

しんどい時も有るけどどうせあと10年もすれば、すぐ親の事を鬱陶しいと思う年頃になるのだ。

 

その10年の間はしっかり親をやろうと思う。

学ぶは楽しい。令和の勉強はこれが最前線だ。(たぶん)

 

 

おしまい。