つつがなくそつがなく

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七五三とそのお祝い金の話

赤坂日枝神社の紹介

 

 

先日、長男の七五三で日枝神社へ行った。

 

日枝神社は赤坂に有る。

赤坂サカスからほど近い。

 

 

東京で生まれ育って41年。

しかし日枝神社も赤坂サカスも行った事が無かったので車で行く事にした。

日枝神社には参拝者専用の駐車場が有ると同行カメラマンさんが教えてくれた。

 

 

七五三の本場?らしく当日は平日にも関わらず七五三で来ている家族がちらほら居た。

カメラマンさん曰くシーズンの11月になると駐車場は列を成し人でごった返すらしい。

「紅葉も加わってとても綺麗なんですが、どうしてもお写真に他の人が写ってしまうんですよ。だから他の月でも良いならそちらをおススメしています。」との事だった。

 

 

次の週に撮るスタジオでの撮影料金もシーズン中とシーズン以外では〇万円違うので、長男は10月生まれだし10月で良いんじゃないかと夫婦で話し合った。

両家の親も異論無かったので良かった。(仏滅じゃなきゃいつでも良いと言われた。)

 

 

そのおかげで自分達家族だけが写っている写真をたくさん撮る事が出来た。

フォトスポットが4か所くらいあり、このような鳥居がたくさん並ぶ神秘的な場所は外国人も好きなようで熱心に撮影していた。

日枝神社の楽しみ方完全ガイド】勝るパワーで仕事運と恋愛運を引き寄せる! | Holiday [ホリデー]

 

 

 

 

日枝神社と言えば巨大な鳥居

参拝した事が無かった筆者でもこの大きい鳥居は前を通る度に「でっかいな~」と感じていた。

赤坂「日枝神社」で桜を愛でる - ココアのhappy palette

 

何しろ都会のど真ん中である。

(筆者の住む江戸川区とはエライ違いだ)

ビルに囲まれた神社は、何というか洗練されている。

 

ちなみに七五三の受付もネットで事前予約しQRコードで行う。

色んな意見が有るだろうかコロナ禍にあって接触機会を減らせるし筆者は良いと思っている。

(余談:お賽銭も小銭の両替手数料で苦しんでいるようなので賽銭用のコインを電子決済で買う、というスタイルにすれば泥棒対策にもなるので早く導入した方が良いと思っている。導入費用が高いだろうけど。)

 

この鳥居もやはり人気で写真を撮る人がちらほら居た。

この鳥居を抜けて筆者たちは近くのダイニングキッチン(春秋というお店)でご飯を食べて解散した。

 

余談だが日枝神社で七五三のお祝いをするとオモチャを貰える。

長男はバスを選んでいた。(その後次男に奪われていた。みんなでご飯中、これで遊んでくれていたので助かった。)

日枝神社の七五三記念品(画像左から)同神社オリジナルのパッケージに入った「ウルトラマン人形」「オリジナルリカちゃん人形」「日枝神社バス」 -  赤坂経済新聞

 

 

更に余談、狛犬ではなく神猿。

猿が神聖な存在であるらしく仁王様の位置もお猿さん、お守りも絵馬もお猿さんだった。

赤坂日枝神社 - 東京都千代田区 - 江戸城の鎮護 - 旧官幣大社、旧准勅祭社、別表神社 - 溜池山王駅3分 - 伝統の日本紀行

申年の初詣はココ・お猿の神社「日枝神社」東京の神社にはエスカレーターがある!! | 東京都 | トラベルjp 旅行ガイド

 

 

 

 

 

かかった費用

一万円札のイラスト(お金・紙幣) | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

高速料金やガソリン代を見積もっても仕方ないのでそちらは省く。

 

衣装代      15,000円       

参拝費用     10,000円

出張カメラマン  11,000円

スタジオ撮影費  65,000円

お食事        30,000円

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合計       131,000円

 

スタジオでの撮影は次週に控えている。

こちらは我々大人や次男の衣装や撮影費が入っているのでお高い。

(これでも平日料金だ、週末はもっと高い。どひゃー。)

 

 

〆て13万円ちょっとだった。

カメラマンさんは本業は別の広告屋さんで、副業というポジションらしく2時間くらいで1万円ちょいと破格だった。人柄も良くて次もリピートしたい。

 

 

お祝い金の取り扱い

仲のいいお爺さんお婆さんのイラスト | かわいいフリー素材集 ...

 

今回かかった費用は両家からお祝いとして頂いた金額でほぼ相殺されるものだった。

ただ、これは親の我々が負担すべきものだと考えたので、頂いたお祝い金の使い道について夫婦で話し合った。

 

お年玉や入学祝など、親や親戚から頂いた時のお金は皆さんどうしているでしょうか。

 

筆者も妻も、最初は何も考えずそれぞれ当人の口座に入金し、進学費用の足しや将来の結婚など人生プランの備えとして渡すつもりでいた。

自分達の親がそうしてくれていたからだ。

 

ただ昨今、信じられないくらいの円安や物価上昇が続き1円の価値はどんどん下がっている。

このまま続くのかどうかは分からない。ただ「そっくりそのまま手を付けず預金」というのは貨幣価値の下落をそのまま受け入れる形になる。

 

なので筆者は「運用して増やさないか?」と妻に言った。

すると「あ~…うーん…」という反応だった。

 

無理もない。

親から頂いたもので金儲けするのは何となく生理的に罪悪感が有るだろう。

それが普通というかまともな教育を受けて育った人の感覚だ。

(超ノリノリになられたら逆に引く。)

 

ただ、別に筆者は子供のお祝い金を元手に私腹を肥やしたい訳ではない。

貨幣価値の下落を補えるくらい、親がくれた金額と同価値の物を将来渡してやりたいだけだ。

 

お祝い金を増やして渡す、というのは聞こえは良いが減ってしまう可能性も有る。

運用する事は是か非か。

それぞれの家庭で見解は異なるだろう。絶対的な正解など無い。

 

なのでいくつか選択肢を挙げた。

1,定期預金

2,保険運用

3,積み立てNISA

4,AI資産運用

 

 

<定期預金>

すぐに解約出来ない、というデメリットが有るがリスクは0だ。

頑として運用するのが嫌ならせめて定期預金するのが最も無難だろう。

筆者自身の親は(当時金利も今と全然違い良かったので)定期預金で増やしてくれていた。

但し今の金利は酷い、100万円を10年預けても税金がかかって25,000円にも届かない。

 

<保険運用>

既に月1万円の生命保険運用をしている。

以前保険の話を書いた時にも触れたが子供自身を生命保険に入れてその1万円を運用するというやり方だ。

元々学資保険を保険屋に相談した時に提案され、将来的に運用期間が長い生命保険の方が子供に渡せる金額が増えるのでこの形にした。

子供の命をお金儲けに使うなんて・・・と最初思ったが使い道は100%子供の為なので胸を張って堂々と運用している。

運用自体はプロが行うが減るリスクは当然有る。更に一定期間以上は運用をしないと100%損をするようになっている。

だが筆者自身も妻も家族の為に入っている。生存していた場合でもお金が増えている可能性が高いからだ。

 

 

 

<積み立てNISA>

NISAではなく積み立てにしたのは例えば月1万円ずつ購入する方がリスクが分散できるからだ。

代わりに恩恵も減る、買い時もそうでない時も買うので大儲けしたい人がやるものではない。積み立ては比較的リスクの低い運用だ。

当然減るリスクは有るが筆者自身も毎月積み立てして運用している。

積み立て終わったら寝かせて、もうここで充分という所で売り払えば良い。

上限は有るが税金もかからない。

 

 

<AI資産運用>

リスク許容度が設定できるとは言え、やはり減る可能性が有る。

こちらも筆者自身がやっている。

筆者が設定しているリスク許容度は4。(MAXは5)

元金が違うので比較しても仕方ないが8月ごろ+92万円だった運用益が2週間前まで+36万円まで減った。今は+60万円まで持ち直している。(AIなので筆者自身はぼーっと見てるだけだ。)

それくらい今は株も為替も不安定だ。

あと20年以上は手を付けず運用し続けるし投資し続けるので今多少増えたり減ったりして一喜一憂しても意味はない。

税金は差っ引かれた状態で引き出せるので面倒な手続きは要らない。

 

 

妻は性格上、定期預金を選ぶかもしれない。

妻はお金というか資産運用に疎く、筆者が資産運用で増やしたお金の一部をお小遣いだと渡しても自分ではやろうとしなかった。

ただお祝い金を運用する事自体には反対しなかった。

物価上昇で貨幣価値の下落というのは毎日のニュースで体感しているからかもしれない。

 

今回は夫婦で話し合い決定権を妻にするようにした。

最終的に「あなたに任せる」と言われるかもしれないがどんな形になるにせよ普通預金にそのまま入れて「スーパーフツウ」という何がスーパーなのか分からない10円くらいの利息を受け取り続ける10年よりはマシだろう。

 

 

さいごに

 

長男は産まれた次の日に「呼吸に不安が有る」と言われNICUへ直送。

2週間後にGCUへ行き1か月近く監視体制に有った。

結局何もなく退院したが当時の不安な気持ちは今でもよく覚えている。

そんな長男が七五三…というのは喜びもひとしおだ。(ちなみに次男も次男で妊娠4ヶ月で切迫早産になり大変だった。)

 

自分自身の幸せより子供の幸せを願うのは親の喜びの1つだ。

元気に育ってくれて感謝している。

 

 

おしまい。

 

 

 

以前書いた保険やお金の話はこちらです。

 

ghayabusalive.hatenablog.com