つつがなくそつがなく

ふらっと訪れクスっとしてもらう事を目指すブログ

40歳が考える老後にやりたい事業

現在40歳、2児の父。江戸川区に越してきて4年目。


子供を大学卒業まで育て、家のローンを完済した後の事を最近よく考える。
どれだけローン返済が順調に進んでも、次男が2歳なので少なくとも20年以上後だ。


20年後というと丁度定年を迎えている。
年金はとっくに破綻しているだろうから、65か70が定年になっていそうだが、
そんな高齢になってまで電車に揺られ通勤したくない。


もしかすると少子化の影響で満員電車ではないかもしれない。
でも60を過ぎたら残りの人生は本当に好きな事に使いたいと考える。

 

やりたい事はいくつか浮かんだ。


①田舎への移住

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筆者は「ポツンと一軒家」が好きでよく見ている。
老後はあんなところに住んで孫が遊びに来てくれるのを楽しみに…なんて妄想をする。

だが移住したいというのは「やりたい事」とは少し違う。
移住した後に更に目的が無いと友達も居ない土地でどうしたらいいのか分からない。

そして田舎暮らしを断念して都会に戻ってくる人達が多いという話も聞く。
筆者はマメな性格ではないし計画も大雑把にしか立てられない人なのでおそらく何処かでギブアップしそうだ。
縁もゆかりも無い土地で夢見ていた田舎暮らしが思ったほど楽しくなかった場合、悲惨な目に遭う。

やるなら不退転の決意が必要だが、そんな決意を妻にも持たせられる自信はない。
巻き込まれる妻が可哀そうなので田舎への移住は諦める事にする。

 

②キャンプ場の経営

 

山林の一部を購入し、切り拓きキャンプ場を経営するというのに憧れる。
筆者は江戸川区に住んでいるので千葉が近い。
東京から90分くらいで来れる距離でも千葉には結構山間部が有る。

キャンプ場だけで集客するのは大変だからマザー牧場市原ぞうの国、ドイツ村などが近くに有る内房総が良さそうだ。
経営スタイルは予約が入った時のみ赴く形が望ましい。
お客さんが来る前日、当日、翌日だけメンテナンスしに来る形であれば怠惰な筆者でも続けられる。


お客さんが全く来なくても自分達でアウトドア楽しめれば良いやという形で、笑える範囲で赤字経営していけるなら立派な道楽だと思う。

問題は水源と電気だ。
どうやって引っ張ってくるのか全く知らない。
雨が降った時を考えて小屋は欲しい。
時間は有るから材料だけ届けてもらい、組み立て式のを地元の友人に手伝ってもらいながら建てたい。

 

資金は分からないが土地、電気・水道工事、小屋代で500万円~600万円で済ませられたら素敵だ。

 

③遊覧屋形船の経営

元々今回のブログはこれが書きたくて筆を取った。

 

江戸川区に住んで4年。
今年の2月に和船の会というNPOに加入して以来、船と川の魅力にどっぷりだ。

この団体の船や櫓は江戸川区の所有物なのでメンテナンスは区が行ってくれている。

 

大変ありがたい。
とても恵まれているので江戸川区長及び職員の方には頭が上がらないのだが、
自分達の持ち物ではないので制約も多い。
(区の所有物だから当然気を遣う。)


練習日も一般の方を乗せる日も航行ルートも全て許可が必要だ。
練習していると近所の子供を中心とした人達に声をかけられる。
当然どうやったら乗れるのかという質問が多いのだが、
基本的にイベント時に区からの要請が無いと一般の方を乗せる事は出来ない。


他人の命を預かるので気軽にやってはいけないのだが、
もう少し一般の方を乗せる機会を増やせないかなと願う次第だ。


そこで筆者が考える遊覧屋形船の登場である。

ネットで見ると1000万円くらいで中古が買える。

免許と許可証さえされば運航可能と買いてある。
実際そんな簡単にはいかないと思うが、食べ物飲み物を出さない遊覧船としていれば少しハードルが下がりそうだ。

 

意外にも川だらけの江戸川区に遊覧船は少ない。
葛西臨海公園で乗れる水上バスと、個人でチャーターする本気の屋形船やクルーザーだけだ。


水上バスは低価格で楽しいが江戸川区をメインにしていない。
葛西と浅草を周遊するルートが有るのだが土日のみでしかも1日1本しかなかったりと絶望的に本数が少ない。


個人でチャーターする本気の屋形船やクルーザーは当然ながら価格が高い。
筆者は一部の高所得者ではなく、低価格で多くの人に楽しんでもらう形の事業をやりたい。

 

顧客ターゲットは未就学児と老人だ。

 

つまり平日の10時~16時のみ運行し、
往復20分くらいのコースで1人300円くらいが望ましい。

 

花火大会の日など大量の屋形船が出る時期は運航しない。
本業の屋形船屋と競合して邪魔をしたくない。

 

儲けたい訳ではなくメンテナンス費用と燃料代さえ貰えれば充分だ。
資金が尽きたら辞めるしか無いが、続けていれば理念を理解してくれる後継者が出てくるかもしれない。


江戸川区は川に囲まれた美しい街だ。
川に触れる機会が増えればもっと川を大切に考える人が増えるだろう。

 

1つ気にしているのは、屋形船はガソリンで動く事。

環境の事を考えれば当然電気船が望ましい。

20年後の技術革新で電気船の屋形船が1000万円で買えれば良いが…。

無理ならクラウドファンディングで募るしかないだろう。資金が集まらないようならそもそも需要が無いという事で諦められるからその方が良いかもしれない。

 

 

この先ずっと江戸川区に住み続けるので、ボランティア和船と並んでもう一つ遊覧船事業を経営したいと思う今日この頃だった。

 

 

おしまい。