つつがなくそつがなく

ふらっと訪れクスっとしてもらう事を目指すブログ

次男との和解

兄と弟のイラスト

 

 

うちの次男は困ったやつだ。

 

世の中の次男はみんな困ったやつなのか。

それは分からない。

 

長男が出来杉君の為か、次男に厳しく当たってしまう事が多い。

もちろん長男へも叱る事は有るけれど頻度で言ったら7倍くらい違う。

(単純に長男へは週に1回くらいで次男は毎日。)

 

年齢的な問題ではなく性格の問題な気がする。

 

長男はおっとり型。

マイペースだけど賢く、英語・算数・漢字に限らず、

例えばプラレールの片づけ方も「直線、曲線、その他に分けて引き出しにしまうと出す時も便利だよ」と一度教えるとすんなりそれが出来る。

3歳までロクに話せなかったのだけどインテリジェンスは感じていた。

妻の血を色濃く引いている。

 

対して次男はガサツ型。

乱暴・ガサツ・物覚えが悪くもうすぐ4歳になるのにまだ「平仮名」も怪しい。

「行くな」「やるな」は必ず「行くし」「やる」。

たぶんだけど次男が平均的な男の子なんだろう。

筆者の血を色濃く・・・というよりもはや分身だ。自分の子供の頃と全く同じ。

彼が2歳の時のイヤイヤ期は凄まじく、ノイローゼ気味になった筆者は会社を休んで健康ランドに逃避行した事が有る。

ここ半年は割と良い子で園の先生からも「率先して嫌な役を引き受ける、道路からはみ出てる子を元に戻す、話をよく聞く、ルールを理解し他の子に伝える」など褒められる事が多かったがここ最近家での困ったちゃん具合が凄くなった。

 

 

ここ数週間のワガママっぷりが凄い。

とにかくスネる、ゴネる、喚く。

スネ夫でありゴネ夫だ。

 

基本的に父にべったりな次男なので筆者は大打撃を受ける。

 

普段ならパパもそろそろ着替えるからちょっと膝から降りてくれと言えばすんなり降りてくるのにどかない。着替えが出来ない。

無理やり下ろすとご飯を食べなくなり保育園にも行かないと豪語する。

 

豪語したところで父からは厳しい反応しか返ってこない事は重々承知しているはずだけど、感情を抑えきれ無い。

iPadは没収され抱っこも添い寝も寝る前の絵本も無いし、YOUとはもう遊ばない事を告げられると泣き叫ぶ。

 

こうなると親子我慢大会の始まりである。

先に折れた方が負けという実にくだらない戦いを41歳と3歳が繰り広げる。

 

そういうのにも疲れたので、

「もういいや好きにしなさい。もうあれしろ!これしろ!早くしろ!って言い疲れた。だから好きにして良い。やらなくて良い。その代わりパパは次男とはもう話さない。」とこれまた小学生レベルの喧嘩を吹っ掛けた。

 

但しこれは効いたようで「あれしろこれしろ言ってくれないと嫌だ」と折れてきてくれた。

 

 

三角巾で腕をつる人のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

話は変わるけど先々週、長男が腕を骨折した。

 

次男がヘルパンギーナに感染したので義母が来て面倒を見てくれていた。

念のため長男も保育園を休んで2人で子供部屋で遊んでいたら「ドスン」という音がした後に長男が絶叫。

慌てて義母が見に行くとタイヤ付きのオモチャ箱に乗っていた長男が落下したらしい。

 

あの大人しい長男がオモチャ箱に乗った???という疑念は少し残るけど子供なんて親の見ていない所では何をするか分からない。

賢いと言っても所詮俺の子かと・・・話が脱線した。

 

 

そんなわけで骨折。しかも利き腕だったので長男はご飯、着替え、風呂、う〇ちした後のお尻ふき、何ひとつ出来ない状態。

 

だから父も母も長男にかかりきりだ。

その様子を見てか次男の赤ちゃん返りが悪化した。

 

妻に「ひょっとして寂しいのかしらね」と言われ、ハッとしたので寝る前に本人に聞いてみた。

「パパとママがお兄ちゃんばっかりで寂しいの?」と聞くとコクンと頷いた。

(ちなみに妻が次男に何かしようとすると「パパが良い~!」と絶叫されて拒まれるため妻と次男は疎遠)

 

 

そして昨日、朝から腹痛を訴えてるので念のため会社を休み、長男だけ保育園に行かせた。(おとといも園で下痢していたので連れて行っても呼び出しがかかる可能性が高かった。)

2回う〇ちした後はすっかり回復してたこ焼きを2つ、焼きおにぎりを4個も食べた。(また腹を壊しそうだなくらい食べた。)

 

そして半日次男と遊び倒し望むがままに抱っこをし甘えさせた。

遊び疲れて夕方に寝てしまったがどうやら満足したらしく起きてからもゴネ夫から脱却した。

 

今朝、長男とどっちがプラレールの駅を使うかで揉めていたが簡単な説得で順番に使う事をすんなり了承した。

 

 

スキンシップが親子の絆を深める! | 生まれ変わりボイス®

 

100回の説教より1回のスキンシップ

 

子どもは感情の生き物だ。

大人ですら正論よりコミュニケーションが大事な場面はよくある。

 

100の説教より1回のスキンシップ。

文字通り1回の色濃いスキンシップにより次男との関係が改善出来た。

 

どう伝えれば理解してもらえるかを考えるより3分抱っこした方が良い結果を生むことは良く有ったのに忘れていた。

3歳(もうすぐ4歳)はまだまだ赤ちゃんだ。

 

これからもスキンシップを大事にしよう。

 

おしまい。