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慈善行為から得られる喜び

 

ボランティア募集中」のイラスト文字 | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

先ほどトルコに義援金を寄付した。

 

トルコは東日本大震災の時にお金はもちろん人も送ってくれた友好国。(親日国としても有名ですね)

いくら送ってくれたのかまでは把握していないけど、恩返しするつもりで5千円振り込んだ。

 

会社の人にその話をしたら「やりたいけど何処に振り込めば良いか分からない」という事だったので画像を載せておく。(筆者の個人情報に繋がる所はカットしてます。)

 

 

口座を紹介しているニュースはこちら。

news.yahoo.co.jp

 

大使館のtwitterアカウントはこちら。

 

 

震災の時

 

東日本大震災の時、「ボランティア行ってみようかな」と思った事は何度か有った。

周り人がSNSで実際に現地へ足を運んでいる写真を挙げていたり社内でも現地入りしている人が居たからだ。

 

『行こうと思ってるんだよね~』と周りに言って「へ~偉いじゃん」と、

まだ行ってもいないのに賞賛を受け、『えへへ』とその気になっていた。

 

でも、なんやかんや理由を付けて行かなかった。

いざ本当に行くとなると、どういう準備をして現地で何をすれば良いか分からなかった、という建前もある。

 

結局は(そういった事を調べるのも含めて)めんどくさいと思ってしまったのだ。

行けなかったのではなく行かなかったのだ。行くと言っていたくせにこれ以上ダサい事はない。

 

 

ニュースでは「ボランティアで集まった人達の泊まる所が無い」とか「弁当が出ると勘違いしていてトラブルになった」とか「ボランティア同士でカップルになった」とか

どこか実際に向かった人達を面白がるような映像が流れていた。

 

でも彼らは実際に自分の時間とお金を削って救援に向かい、労働し、直接救ってきたわけで、

テレビで見ているだけの私に彼らを笑う権利なんか1ミリも無かった。

 

なのに「何か人が余っちゃってるらしいですね」とか「食料が余ってる所と足りない所が有って上手く分配出来てないみたいですね」とか

とにかく何もしてない癖に批判だけするという非常に格好悪い事をしていた。

 

 

それだけ混乱が大きかったというだけの事。

割り振る人もてんてこ舞いだったのだ。

次から次へと届く物資、人、救援を求める声。

きっと今のトルコも一緒だろう。

 

 

救済はお金がベスト

 

トルコ政府が週末「物資ではなくお金でお願いします。」という声明を出した。

news.yahoo.co.jp

 

物資は運ぶのが大変だ。

まとまって医薬品を送るなどは成果が有るかもしれないけど水、食料、毛布などは輸送するだけで大変。

お金だけ送って現地の人が必要数に合わせて調達するのが良い。

 

千羽鶴やメッセージカードなどは1番後回しだ。

これらは有る程度、生活が整ってからなら喜ぶ人には喜んで貰えるだろうが今日明日生きるのに必死な状況な人に送ったところで文字通り役に立たない。

(馬鹿にするつもりはなく優先順位が有りますよねと言いたい)

 

なのでお金を送った。

というか日本での震災に限らず、最近だとウクライナなどの支援は全て義援金だけにしている。

(トンガが津波に遭った時はラグビーを通してチャリティーTシャツを買う形にした。)

 

仕事を引退した身なら行けるかもしれないけど、

現地入りする人達は凄いと思う。行動力に尊敬する。

 

 

慈善行為から得られる喜び

寄付をすると、その金額やその価値以上の喜び、満足感を感じられる。

 

「良い事したな」と思うし、何となく胸を張れる。

 

高らかに「俺は寄付をしたぞ!立派な人間だろう!」とアピールする事はとてもとても野暮であるけど、実際に筆者が義援金を送る習慣がついたのはそうやってSNSやブログでアピールしている人達の影響だ。

 

私もやってみようかな。

出来る範囲で良いならやってみようかな。

 

そういう良い影響を与え合う事の良さがインターネットでありSNSであったりもする。

別に生活が苦しいならしなくても良い。

 

たまに「日本人はお金だけ出して人は出さないんだよな」など分かった風な口を利く人が居るけど、

そう言った人は多くの場合1円も出してないし現地入りもしていない。

何を隠そう私がそうだった。

 

「募金しても本当に現地に届くのか疑問」という不安も問題ない。

今はSNSなどで大使館が直接、振込先口座を発信している。

だから間違いなくそのお金はトルコの人を救う。

 

 

人の役に立つ事は嬉しい。

そして、言い方がアレだけど口座に振込むだけだから手間もかからない。

5000円くらいで威張るなよと言われそうだけど、金額はむしろ二の次。

 

寄付をしない人が薄情なのではない。

する人は少し偉いというだけ。

私はしたので少し偉い、少し誇って良い。

 

筆者の場合は自分自身が幸せになれる。

情けは人の為ならず。

良い事をすると救われるのは自分、というお話でした。

 

 

1日も状況が良くなる事を祈っています。

 

おしまい。

 

 

 

余談

 

とある党が勝手に「トルコに義援金を送ります!募金先はこちら!」とトルコ大使館が示している口座とは違う口座を発信している。

あれを信用するのは・・・筆者には難しい。

どう考えても大使館が示す口座に入れた方が間違いなく届くと思います。