今週末、妻の友人家族と合同キャンプに行くのでヒロシのぼっちキャンプをAmazonプライムで見ている。
ぼっちキャンプはソロキャンプなので参考になる事は多いような少ないような感じだが、
そもそもヒロシさんのYoutubeを頻繁に見ている自分にとっては好きな番組だ。
コロナが引き起こした空前のキャンプブーム
2020年、2021年は空前のキャンプブームだった。
元々キャンプ利用者の遷移を見ているとコロナ以前からも増加傾向にあった。
だが最近のキャンプブームと言ったら凄い。
グランピングが山ほどオープンし、アウトドア製品の市場は伸びに伸びた。キャンピングカーも売れに売れた。
芸能人やYoutuberはこぞってキャンプに出掛け、
アウトドア用品未開拓のメーカーもこぞってブランド化し、
山林を買い自分専用のキャンプ地やキャンプ場運営を起業する人も現れた。
そのブームの火付け役の1人と言って間違いないのがヒロシさんだ。
ヒロシさんのYoutube ヒロシちゃんねる
もともと1人が好きというヒロシさん。
現在は山林を買い自分専用のキャンプ場を自らの手で開拓した。
ヒロシさんのYoutube、特に筆者が好きなソロキャンプ動画は一言も喋らない。
字幕も最小限に抑えられたまに「あっついな~(暑い)」とか「ん~~(旨い)」とか漏れ出る程度。
1人で行動しているので自然なのだが「あ~ソロってこんな感じなんだ」と改めて思わされる。
筆者はソロの経験が無いが、山林購入を調べたりソロキャングッズを調べたりで影響を受けまくっている。いつかやってみたい。
ヒロシちゃんねるはとにかく格好を付けない。
オシャレでインスタ映えばかりを狙ったキャンプを目指していない。
テントは小さいしLEDライトだって使うしカップヌードルだって冷凍食品だって買う。
「基本的に見つけて欲しくない」と言っているのでカーキ色がメインの装備。
面倒な事は必要最低限、時間短縮、合理的だ。
〇〇使ったらダメとか何でも手作りじゃないとキャンパーとは呼べないとか、そんなルールは設けない。
薪割、薪拾い、火起こし、やりたい事だけやって気持ちよく帰る。
装備品(ギア)もオイルランプなどこだわりたい所はきちんとこだわっているセンスの良い品ばかり。
それがとてもシンプルで格好良い。
ぼっちキャンプの魅力
ぼっちキャンプの魅力は何と言っても身軽さに有る。
Youtubeでもそうだが、仰々しいキャンプ飯は作らない。
そもそも何を作るか事前に決めず、最寄りのスーパーで食材を購入する。
事前に決めるのはキャンプ場の予約とその日に使うクッカー(鉄板や鍋などの調理器具)だけだ。
初日の昼飯は冷凍食品やそうめん、弁当をチョイスするし、ほとんど包丁を使わない。
晩御飯も既に火が通っている焼き鳥を再加熱したり、切られてあって後は炒めるだけの状態の物を買ったりと手が込んでいない。
(ヒロシさんは野菜が得意でなく、お肉と主食だけを食べたがるせいも有るだろう。)
だがそれが良い。
キャンプで1番手間のかかる食事。
これのハードルをガッツリ下げる事で「気が向いたら行けるんだな感」が凄く出る。
やるとなったら色々と準備が必要だが結局は「外で飯を食って寝る」のがキャンプだ。
ご飯の心配が下がればハードルはグンと下がる。
そしてそんなに手軽に作ってるご飯が毎回超美味そうなのだ。
月に何度も行ってるはずの本人が「うめぇうめぇ」言って食べている。
見ているとお腹が空く。
キャンプに何を求めるか
キャンプと言っても重視するポイントは人それぞれ。
凝ったキャンプ飯を作りたい、
キャンプファイヤーしたい、
満点の星空を見たい、
川の近くで音を聞きたい、
人が少ない所で静かに過ごしたい、仲間と大勢で楽しみたい
可能な限り現地調達したい
快適にグランピングしたい
色々有るだろう。
どれも魅力的だ。
だたヒロシさんのぼっちキャンプやYoutubeが人気なのは、ソロキャンプに「とりあえず焚火して簡単な自炊して自然の中で寝られば良い」と考える人が多いからだろう。筆者も同じだ。
今週末のキャンプ
初心者だし幼児2人連れである筆者の家は妻と相談の結果、切れる物は事前に切って後は焼くなり煮るなりするだけの状態で持って行こうと話をしていた。
しかし妻の友人宅はキャンプと言えばカレーなので一緒に作ろうと誘ってきた。
その場で作るとなるとまな板、包丁、テーブル、鍋が必要だ。
大人4人子供3人なのでそれなりの大きさの鍋になる。
ご飯も炊きたいらしいので(ウチは面倒だからパンを持っていけば良いんじゃないかと話していた)やはり大人4人、子供3人分の炊飯グッズが必要だ。
上手く炊ける保証も無い。
こういった違いをソロキャンプなら全て自分の思い通りに出来る。
必要なのはテント、クッカー、焚火グッズ、寝袋だけであり
キャンプ場さえ空いていれば金曜の夜、最悪土曜の昼に思い立って急にいく事も可能だ。
番組としての魅力
ヒロシさんのYoutubeを視聴しているファンからすると「あ、こんな喋るんだ(笑)」という印象を受ける。
Youtubeと違ってカメラマンが同行し、普通に会話するので本当のぼっちでは無い。
でも例えばテント張りする場所を選ぶ基準やこだわりを聞けるのでYoutubeとはまた違った面白みが有り参考になる。
あと、何気ない会話が好きだ。
実際にキャンプを経験した人ならわかると思うが、
人は焚火をしたり自然を前にすると次の日には忘れてるであろうと何気ない会話をよくする。
笑いを取ろうとかそういった話ではない。
水が綺麗とか音が良いとか、葉っぱが落ちるのを見てもう秋だなとか、去年もそんな事思ったんだろうなとか。
ぼーっとしてる状態でぼーっとした会話をしている姿を見ると心身リラックスしているんだなというのが分かる。
良いなぁキャンプ行きたいなぁと思う瞬間だ。
最後に
子供が大きくなったらもう少し本格的なキャンプがしたい。
筆者は元々ボーイスカウトをやっていたので小学校の時は月1くらいでキャンプをしていた。
大人になってからはほとんどないので成長した息子達とするもよし、友人と大人だけで良くも良し、ソロにチャレンジするもよし、色々とやってみたい。
大きいテントも欲しいなぁ。
はてなブログにもアウトドアは人気分野であり様々な人が書いている。
筆者が今回行くファミリーキャンプで参考にしたのは育児猫さんのこのブログだ。
必要な物がリストになっているので忘れ物チェックとしても助かる。
息子達にとっては産まれて初めてのキャンプ。
何が思い出として残るだろうか、今から楽しみだ。
おしまい。
以前書いた東野登山隊にギャラクシー賞をの記事はこちら。