つつがなくそつがなく

ふらっと訪れクスっとしてもらう事を目指すブログ

不眠の特効薬@和船

 

昨日は趣味で参加している和船の日だった。

 

櫓(ろ)での前進とターンを習得したので櫂(かい)を習ったのだが、

ことわざにある「櫂は三年、櫓は三月」の通り櫂は櫓より遥かに難しく和船マスターへの道のりはまだまだという気にさせてくれる。

 

 

静かな街の静かな川を手漕ぎの船が水面を割いて進む。

天気は良くなかったがいつも通り極上の時間だった。

 

筆者…40歳。2児の父。江戸川区在住。無趣味だったが2月から和船クラブに入門。

 

 

どんどん本題と逸れそうなので口上は切り上げ本題の不眠症の話にする。

 

 

不眠症の人は結構多い

不眠症の人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

前回のブログに★をつけてくれた方のブログを見たら眠れない夜に苦しんでおられた。

 

筆者の体感でしかないが5人に1人くらいは眠るのに苦労している。

深刻な人は薬を処方されていて、交友関係の狭い筆者でも服用していると発言した人が今まで4人くらい居る。

 

かく言う筆者も独身時代は無闇に考え事をしてそのまま朝日が…

眠い目こすって仕事をし、帰宅後に数時間寝て目が覚めてまた考え事をして朝日が…

 

なんて日々が有った。

医者に行く、という発想がそもそも無かったので今覚えば行っても良かったのだが筆者は別の解決手段で不眠を乗り越えた。

 

 

※上述の通り医者ではないド素人の体験談です。鵜吞みにせずナナメ読みしてください。

 

 

解決方法は最も原始的

 

筆者の上司は現在も睡眠導入剤を服用中の現役不眠者だ。

医者に相談すると「ストレスが原因です、ストレスを取り除いてください。」と言われるそうだ。

 

 

取り除いてくださいと言われてすぐに取り除ける人は中々居ない。

患者は「それが出来れば苦労はせんよ」と思うだろうし

お医者さんとしても「それしか言えんのよ」という事だと思う。

 

 

ストレスの解決は無理だが「夜ぐっすり眠る」という事に関してだけは原始的な解決手段が有る。

 

肉体を酷使する事だ。

 

晩御飯を食べ、疲れている体に鞭を打って体を動かす。

別にジムに行かなくても良い。

ジョギング、縄跳びが望ましいが雨の時はひたすらスクワットとストレッチをおススメする。

 

 

やるなら早い時間が良い。

 

眠れない夜、高確率で「ここのままでは明日ヤバい」という時間になる。

そうなってからでは遅い、そうなる前に運動をする。

布団に入る2時間までにはシャワーを終える計算で動く。

 

眠る直前に運動しても眠くはならない。

運動して体温が上がり、その体温が下がってリラックス状態になると眠気が発生する。

学校のプール後の授業が眠くて仕方ないのはそのせいだ。

 

無理をする必要はなく適度な運動で良いが、それで眠くならないならもう少し運動量を増やす。体の一部分だけでなく色んな部位を稼働させた方が良い。

 

筆者の上司は分かりやすくジョギングした日は眠れて、してない日は不眠に苦しんでいる。

根本的なストレス原因の解決はしていないのだから当然だ。

眠りたければ運動し、温かい風呂に入り、体に良いものを食べよう。

 

最後に

不眠は深刻な問題だ。

不眠が引き起こす症状で一番怖いのは「正常な判断力を無くす」という事に有る。

 

判断力を無くした人は良からぬ事を考える。

そうでなくても病は気から。ストレスは内臓に穴を開けるほど攻撃力の有るものだ。

 

原始的な療法だが肉体的な疲労は直接作用する。

 

 

筆者にも不眠時代は有ったしたまに仕事のストレスで眠れない日は有るが、

育児と和船のおかげでほとんどの日はのび太くんと同じくらいストーンと眠れる。

 

 

非常に限定的だが和船はおススメだ。

 

和船では漕ぎながらおしゃべりをする。

陸では寡黙な人も船に乗ると皆饒舌になる。

 

このおしゃべりもまた不眠に効くと思う。

 

 

筆者が漕いでいる時、先生役の人達(みんな大体60代~70代)はおしゃべりをする。

個性豊かな爺さんたちの「昔ここら辺には何が有ったとかこういう生き物が居た」という話はとても面白く、刺激になる。

 

また、渋谷区から引っ越してきた移民の筆者にとって地元の知り合いが出来るのはとても嬉しい。

 

もし江戸川区江東区に住んでいて不眠に苦しんでいる人はお近くの和船クラブに入会して見る事をおススメします。

綺麗な景色を見ながらゆらーり漕ぐのは良い物ですよ。

疲労がハンパじゃないので夜ぐっすり眠れます。

 

 

おしまい。