つつがなくそつがなく

ふらっと訪れクスっとしてもらう事を目指すブログ

コロナの波をギリギリ回避した話。

f:id:ghayabusalive:20220216115557p:plain



コロナの波をギリギリ回避した話について書く。

 

ほぼ毎日のように総務から「社内で感染者が出ました、幸い軽症なので自宅療養しています。」というメールが来る。
そこそこ大きい会社なので不思議ではない。


既に驚きは無くなった。
去年出た時は何処の部署の誰だったか犯人捜しのような雰囲気だったが、
こうも毎日だと、もはや何故自分は感染しないのかが不思議なくらいだ。


もちろん密は避けてるし消毒&マスクは真面目にしてるがそれでも感染する人はしている。

 

まず先々週、義兄(筆者の妻の姉の夫)が感染した。
義兄は筆者が10回生まれ変わっても到達できないほど超のつく真面目な人だ。
メガバンクの管理職を務めているだけでも真面目さが窺えるがまず彼がユーモアを口にしたところを見たことがない。
良い人だが無口でとにかく真面目な答えしか返ってこない。

 

そんな超真面目な義兄をも感染させるオミクロン株には恐怖を覚える。
おそらくはお客様から感染したのだろう。
つまり陽性者がそれと知らず歩いて来店してくる世の中だ。
なんということでしょう。怖い。
既に回復したが喉が超絶に腫れ咳も酷くてご飯が喉を通らない生活が1週間続いたそうだ。
濃厚接触者になった義姉は今のところ大丈夫なようだが気の毒だし心配だ。


ただ義兄は正月以来お会いしてない。

とりあえず濃厚接触者にはならなかった。

 

 

続いて先週、実母が感染した。
妻に電話がかかってきて、次男が自分も電話したいとうるさいので
じゃあ実母にでもテレビ電話しようとかけたところやけに元気が無かった。
話を聞いてみると「お母さん感染しちゃったよ」とビックリ仰天なニュースだった。

 

一通り症状を聞いた後、父にかけ直し詳しく聞いたが感染源は特定出来なかったらしい。
何となく体調が悪くなり熱が出たので保健所に電話し、発熱外来を受けたところ陽性だった。
母は元々喉が腫れやすく筆者もその血を受け継いでるので毎年必ず風邪を引く。
オミクロン株は重症化しにくいので風邪と判別がしにくいので厄介だ。

 


ところで筆者の周りでも誤解している人が居るが
重症化は「うーんゲホゲホ苦しい、喉痛い。39度出た~。」という物ではない。
これは軽症だ。
厚生労働省によれば軽症の次に中が2段階有り、それを越えて「集中治療室での治療や人工呼吸器が必要な状態」を重症化としている。つまり死んでしまう可能性が有る状態だ。
コロナなんかこわくねーよ、単なる風邪と誤った認識をしている人は一度分類をきちんと見た方が良い。(自分が軽症でも他の人に伝染してしまいその人が苦しむかもしれない。)

https://www.mhlw.go.jp/content/000785119.pdf

 

 

話は戻って母。
何故か70近い母は40代の義兄より症状が軽く38度の熱と喉の痛みが3日続いて容態は回復した。
同居してる父に感染する事はなくこのまま完治しそうだ。
そして母とも正月以来会っていないのでやはり濃厚接触者にはならなかった。

 

 

そして我が子。
感染者爆増により夫婦で話し合い保育園への登園を先週1週間自粛した。
我が家は共働きなので隣県に住む義母が泊まり込みで月~金の5日間4歳の長男と2歳の次男の面倒を見てくれた。


そして今週月曜日。
全く嬉しくない予感的中で長男のクラスから陽性者が出たと発表が有った。
先週登園し、その子と接触した子と先生が対象で自宅待機となった。
我が子らは登園を自粛したので自宅待機とならず登園OK、登園したところ同級生は5人も居なかった。
手放しでは喜べないが「せーふ!」と思った。

 

という訳で今回はギリギリ回避できた。

だがあのクソ真面目な義兄が感染するくらいだから遅かれ早かれ自分も感染するんだろうなぁと思う。

 

 

 


いやはやオミクロン株の感染力は本当に恐ろしい。

ピークは越えたと言っても筆者の住む東京ではまだ連日1万人以上出ている。

 


社内感染者出ました!と毎日言われても「ほーん」くらいにしか思わなかったが
やはり身内に出ると全く緊迫感が違う。


我が家は自粛出来る環境にあり、それが可能だったので自粛しただけだ。
運が良かった。エッセンシャルワーカーなど在宅出来ない、登園自粛出来ない環境に有る人達も大勢いる。
みんな生きるのに必死だ。


早くコロナ終われと思う週明けだった。


おしまい。