最高に楽しい起こし方を考える
過ごしやすい秋は短く、あっという間に冬がやってくる。
既に朝が寒い。
長袖長ズボンのパジャマを着て、腹巻までして寝ます。
冬の何がおっくうって、目覚めて布団から出るまでに覚悟が要ることだ。
それも自分だけなら良い。
問題は子供たちだ。
徐々に朝、起こすときにぶーたれるようになった。
冬の朝は辛い。布団から出るのは誰だって嫌だ。
そんな時に「ほら!朝だよ!起きなさい!」と言われるストレスは自分自身よく分かる。
中高生の時は自分で親に「〇時に起こしてくれ」と頼んでおきながら、イザ起こされるとキレるクソガキだった。
「うるせーな起きてるよ!!」と起きてなかったのに怒鳴って不機嫌をまき散らして親にも不快な思いをさせてしまっていた。
あれはされたくないしさせたくない。
どうせなら朝からお互い気持ちよく起きたいものだ。
早く寝るのはもちろんだけど、ストレスの少ない起こし方が無いか試している。
その1 スマホのアラームを鳴らし続ける
声で起こされるのが嫌なら電子音はどうだろうと自分用のアラームを止めずに放置してみた。
結果、長男は不機嫌に起きて次男は気にせず眠り続けるという結果だった。失敗。
その2 フライパンを叩く
「おきなさーい」と優しく言いながら「カンカンカン」と叩いたらびっくりして2人とも起きた。
キッチンまでフライパンを取りに行くのが面倒だったが効果はてきめんだ。
ただ、面白がってフライパンは早々に取り上げられリビングに行かずずっと二人でカンカンやられてしまった。起きるには起きたけど・・・うーん、どうだろう。
その3 楽しいミュージック+父(筆者)の歌
最近は寝る前に「そろそろサンタさんもクリスマスの準備してるんじゃない?」「いい子にしかプレゼントあげないから早く寝ないとね」等と話している。
なのでクリスマスソングをかけてみた。すこーしづつボリュームを上げていく感じで。
「起きて~」とか「長男~」「次男~」とか呼びかけるような事はしない。
ただ楽しそうなクリスマスソングをかけて歌うだけ。
最近だとこれが1番上手くいっている。
思うに、「起きて~」とか「長男~」「次男~」みたいな呼びかけは寝ている人にとってストレスなんだろう。
なんだかわからないけど音がする、父が楽しそうに歌っているという自分に直接働きかけない作用で目が覚めた時は2人とも機嫌よく起きて一緒に歌い始める。
中学年くらいになったらもう通じる事はないと思うけどとりあえず1パターン成功モデルが出来た。
その4 寝ている状態のままお姫様抱っこで運ぶ
これもそこそこ上手くいった。
というのもやはり「起きて~」と揺さぶらず直接的な働きかけをしなかったから。
揺れ、気温や気圧、湿度、音の変化などで勝手に目が覚める。
リビングに到着してしまいソファに置いて、それでも起きない場合もあるけどテレビの音や生活音で目が覚める。
ただ2人ともやるのは面倒なのがネック。(我が家は2階にリビングが有るので階段を昇る必要がある)
まとめ
つまるところ、勝手に目が覚めるよう仕向けるというのがストレス無く朝を迎えるにあたり重要なポイントのようだ。
JRの職員は寝坊が絶対許されないため、時間になったらベッドの上半身がウイーンと上に稼働していつの間にか座っている状態にさせられる特設ベッドが仮眠室に有るらしい。
欲を言えばもう1パターン欲しいところだ。
何かないかなぁ。
おしまい。