つつがなくそつがなく

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時代劇は必殺仕事人が1番

必殺仕事人と暴れん坊将軍毎日放送されている。

両方見るのは時間が足りないのでどちらか1話だけ見るのが最近の楽しみだ。

 

子供の頃から時代劇が好きだ。

中でも江戸時代が好きで、それが高じて落語が好きになった。

 

何と言っても気楽に見れるのが良い。

分かりやすい勧善懲悪、おとぼけシーンも交えつつ、後味残らず1話完結切り捨て御免。

酒は普段から飲まないけど酔っぱらっててもストーリーを理解できるくらいシンプルなつくり。

 

大河ドラマも面白いけどスケールが大きすぎて気楽に見れない。

時代劇の話はせいぜい数日なのに対して大河ドラマは数十年だったりする。

 

必殺仕事人や暴れん坊将軍の他に

遠山の金さん

大岡越前

銭形平次

水戸黄門

鬼平犯科帳

などなど、再放送で見たのもあればリアルタイムで祖母が見ているのを横に座って一緒に見ていたものまでいろいろある。

 

中でも群を抜いて面白いのは必殺仕事人だ。

昼はそれぞれ真っ当な職業に従事しているが、依頼を受けたら夜の顔。

特に職場や家では昼行灯(ひるあんどん)と揶揄されている主人公の中村主水のギャップがたまらない。

 

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緩急するどい名作。

自分たちのやっている裏稼業が決して誇れるものじゃない、悲しい、もとい哀しい物であるのを自覚しつつ表の捜査だけでは手が出せない厄介者を切った張ったで屠っていく。

処刑シーンは笑っちゃうくらい「んなアホな」というコミカルだけど締めるとこは締めている。

 

ただし古い作品なので音声が酷い。たまに(特に高齢者である元締め役が)何を言っているのか分からず2,3回巻き戻すことがある。

 

奥が元締めの鹿蔵、手前は上方の仕事人(役者は丹波哲郎

 

悪人はほんとにどうしようもない悪人だらけ。

大抵妻がお風呂に入っているときに1人で見ているのだけど、見ながら「かぁ~!悪いやっちゃな~」とつぶやいてしまうほどだ。

見ているこちらに「何としても斬って欲しい」という気にさせる。(今はこういうのテレビでやるのは難しい時代なのかしらねぇ。)

 

毎日放送されているけど子供の寝かしつけ中に自分も寝てしまうことが多々あるので溜まっていくばかり。

我が家のDVDレコーダー容量を逼迫させいるのでそろそろサブスクの松竹チャンネルへの参加を真剣に検討しなければならない。(月300円ちょい)

 

ちなみに最初に使ったこの画像の後列で荷台に乗っているのは「笑点の座布団運び」でお馴染みの山田くんだ。

必殺仕事人メンバーなんて知らなかった。

 

 

他の作品との対比

暴れん坊将軍は吉宗(マツケンサンバ)が完全無欠のパーフェクトヒューマン過ぎて、また将軍という別世界なので、庶民がメインの他の時代劇とは一線を画す。

面白いんだけどマツケンサンバは庶民に化けても快活な武士なので仕事人のようなギャップが無いんだよなぁ。

同じギャップなら、ちゃらんぽらんな庶民になりきる遠山の金さんの方が暴れん坊将軍より好きだ。

水戸黄門も良いですね。主人公自身は強くないけどカリスマ性が有るという構成は時代劇以外でも相棒とかシャーロックホームズにも使われていて面白いです。

 

 

 

最後に「検索する時は要注意」

既に完結しているドラマで気を付けなければいけないのはネタバレだ。

ストーリーのネタバレくらいなら1話完結なので別に良いのだけど、仕事人は超ロングヒット作なので途中で仲間が死ぬことがある。

 

太陽にほえろの「なんじゃこりゃあああ」よろしく、役者の交代とかそう言ったタイミングで死ぬので、それを先に知ってしまうと「この人こんなに元気だけどあと数話で死ぬんだよな・・・」という目で見ないといけなくなる。

悲しいので注意が必要だ。

 

 

 

さて今日はどんな悪人が出てくるだろう。

早く寝てくれ子供たちと思いながら今日も一緒に寝てしまうかもしれない。

 

それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで・・・

 

おしまい。