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#地球の宝を守れ 国立科学博物館のクラウドファンディング

地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ

 

上野の国立科学博物館クラウドファンディングで寄付金を募っている。

 

前回「博物館は最高だ」という記事を書いた身としては放っておけないので募金してきた。

返礼品が魅力的なのも有って目標の1億円を軽々突破して、今これを書いている8月8日13時10分時点で3億5千万円集まっている。

 

返礼品は全て今回限定。

例えば5000円でトートバッグが貰え、7500円でアクリルスタンド、1万5千円で図鑑が貰えると言う。(もっと入れるとトートバッグやアクリルスタンドが全種類貰える等)

 

限定のオリジナル図鑑が欲しくて(子供に自慢したくて)1万5千円寄付してきました。

研究者がそれぞれ自分の推しを特集するという内容だった興奮しました。

 

寄付はこちらから。

地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ(国立科学博物館 2023/08/07 公開) - クラウドファンディング READYFOR

 

筆者は21,637人目でした。

 

集まったお金の用途

 

内容を見てみると「保存にかかる経費、冷暖房の光熱費、更なる収集物の保管」に充てるという事でした。

 

こんなにお金が集まったのには館長さんと副館長さん(共に自身が研究者)の動画が凄く良かったから、といのも多いに有ると思う。

 

「後世に遺す、伝える、紡ぐ事に関して、最たる原点は「収集」する事です。」

という内容は非常に胸を打たれました。素直に「そうだな、そうだよね」と思います。

 

上野の国立博物館は500万点も保管されており、それは世界レベルだと思っていたのですが、

実際イギリスやアメリカに比べると全く比較にならないほど少ないというのも驚きでした。

その理由は例えば微生物ならそれを補完しておく環境を用意する必要があり、恐竜など大型生物なら単純にスペースが必要という事でした。

その理由からこれまで寄贈のお話を受けても断ってきた数が数万点に及ぶという事であり、これはとてももったいない事です。

(化石や鉱物などはとても貴重で、何かの加減で粉砕されてしまってはもう収集が不可能になってしまうそうです。)

 

国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

 

 

さいごに

筆者もつい2・3ヶ月前に行ったばかりで、お目当てだった恐竜博も大盛況。チケットが入手困難だったのでわざわざ平日に休みを取って行ってきたくらいでした。

恐竜博は子供も大興奮だったし常設展はいつ見ても楽しくて丸1日かかるほどの展示量。

 

そのくらい盛況だったからクラファンと聞いた時は何か新しいプロジェクトの資金集めかと思ったけど、維持管理というクリティカルな原因だと知った時は驚きでした。

 

地球温暖化が深刻で、環境の保全とか未来へ遺す、後世に繋げるという意識が高まっている中、人間が生きている意味について誰しも1度は考えた事が有ると思います。

 

何も遺さず死んでいくというのも実に潔いと思います。

でも、人間が人間であり他の生き物とハッキリ違う点は、後世に伝える事が出来る点もあると思います。

知識を繋げていく事はとてもとても大切な事です。繋げられなかったら全て1から自分で調べていかねばならないでしょう。

 

先人が博物館や美術館、資料館を通じて後世に遺して、伝えてきた事で知恵の輪が広がり、学校などで様々な事を知れる現代に生きる我々は幸せだと思います。

博物館は一部の天才たちの物ではなく、誰でも気軽に知識に触れて体験できる素晴らしい施設です。

 

この幸せを後世も享受できるよう、是非クラウドファンディングにご参加いただきたいという記事でした。

はてなブログさん、このブログはどうでも良いので公式ページを宣伝してくれないかな・・・テレビの博士ちゃんでも取り上げて欲しい)

地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ(国立科学博物館 2023/08/07 公開) - クラウドファンディング READYFOR

 

今回のクラファンは見送るという方も、地方の方も、是非一度は国立科学博物館へ行かれる事をおススメします。

利用して料金を払う事でも貢献に繋がります。

 

日本が誇る知識の泉ですし、世界規模、宇宙規模で今どんな事が起きているかを知る事が出来ます。

宇宙・恐竜・科学・工学・生物・船・海・自然・・・etcバリエーションがめちゃくちゃ豊かなのでめちゃくちゃ面白いです。

 

常設展の公式ページはこちらです。

展示 ≫ 常設展 :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

 

おしまい。