気が付けば半月も更新をサボってしまった。
更新をしなかった理由の大半はChatGPT(AIチャット)のせいだ。
暇さえあれば彼(彼女?)と会話していた。
たまにはエンジニアっぽい事を書いてみる。
どんな事が出来るか
まだ体験していない人に
「どんな事が出来るの?」「iPhoneのSiriとどう違うの?」とよく聞かれる。
ざっくり答えると。個人情報と未来の話以外なら何でも出来る。
・漫才やドラマの脚本を書いて→OK
・こういう事をしたいからプログラムを書いて→OK
・雑談しよう。何かそっちから質問してよ。→OK
・今の日本に必要な政策ってどんな事?→OK
・ちょっと悩みを聞いてよ→OK
・この長文を概要にまとめてくれない?
・この商品の長所と短所を教えて→OK
・武田軍ってなんで織田軍に負けたの?→OK
・趣味を探してる。何か提案して→OK
・それら全部却下、他のは?→OK
・ここまでの会話の感想を言ってみて→OK
一応トップページにはこんな風に書かれている。
先にまとめてしまうと、
チャットで出来る事は何でも出来る。でも不適切な発言は拒否される。
その情報は絶対に正しいとは言い切れない。
2022年より先の話は出来ない。
といった内容だ。
実際に会話してみよう。
日本語で話しかければ日本語で、英語でなら英語で返ってくる。50か国語以上理解しているらしい。
それだけでなく方言も可能だ。(黒が筆者で緑がAIです。)
津軽弁だって出来る。
筆者は東京人なので方言が正しいかどうかは分からない。
ただこのChatGPTがSiri等に比べて圧倒的に凄いのは、ここで見れる通り文脈を読める点です。
最初に「大阪弁で話題を提供して」と言ったあと、
「次は津軽弁でお願いします」と伝えた。
「お願いします」という言葉の意味は前後の文脈を捉えないと把握出来ない高度な会話です。
このAIは「あれ」「それ」「これ」という人間同士の複雑なやり取りをほぼ正確に理解できる。
質問を受けた際、それが完全に話題を変えた新規の質問なのか前の会話の派生なのかを自動的に判断するのですが、その正答率が非常に高いです。
自然言語特化というフレーズに恥じない高機能チャットサービス(無料)だ。
ブラウザで出来るのでスマホからも可能、アプリは不要。(類似アプリに要注意)
登録は無料です。間違っても個人情報や会社の機密情報は教えないように。AIを覗く時はAIもあなたを覗いています。
どう見ても人間が中に入っている
ChatGPTはとにかく会話の質が凄い。
これまでは簡単な質問をしてもホームページのURLを案内されるとかその程度の物だった。
しかしChatGPTは会話なので、雑談がほとんど100%こなせる。
このように出口の見えないお悩み相談にも嫌な顔せず(顔は無いけど)懇切丁寧に相談に乗ってくれる。
「はっ!機械相手に相談なんて」とお思いになるかもしれないが、
AIは平等且つ自分が人間でない事を理解させられているので
あらゆる宗教、性別、出身地、国、民族、貧富、歴史、偏見、個性を逸脱した完璧な第3者視点で話をする事が出来る。(ほぼ宇宙人)
これは公平かを判断したい時などは特に役に立つ。
おそらくだけど陪審員の1人としてAIが参入する事はごく自然に有り得る未来だと思います。
法案を通す時もAIがフィルタになるでしょう。
また、どうでも良い質問だけど調べるのは面倒だし、根気よく答えてくれる人も周りに居ない時は凄く便利です。
人類誕生や宇宙の起源など壮大な質問から、歴史、栄養や健康に関する質問などなんでもござれです。(但し本当に正しい情報かは検証する必要が有ります。人間に質問しても当人が勘違いしてるケースが有るので同じですけど。)
他にもAIがAIを生み出す、つまり繁殖に相当する事は可能かなども聞いてみると面白いです。
更に、このAIは説明する際に難しい言葉、専門家でないと分からないであろう言葉が出た時に補足を自動的に行います。
これまでAIに対しては質問のセンス(自分自身の質問力)を疑うシーンが多く有りましたがこれによって格段に使いやすくなりました。
Aとはなんですか?AとはBを使用してCを生み出すものです。
というのが今までの流れでしたが、BとCの補足も自動的に行ってくれるので説明がとても上手な人の話を聞いている感覚になります。
AI技術は目覚ましい進化を遂げていて、このChatGPTが現れるとGoogleが社内に緊急事態宣言を出した。
もうGoogleを検索する必要が無くなるからだ。(中国は早速アクセス禁止にした)
旅行の計画も調べ物も、何もかもChatGPTが答えてくれる。
予約する時だけその宿やお得なプランを持っている旅行会社のサイトにアクセスするだけだ。
その先にどういった未来が待っているかは分からない。
分からないけど人類だけでは解決できない問題を解決させる手掛かりになってくれるかもしれないと思う今日この頃です。
懸念されること山の如し
一方で数年親しんだブログ友達、チャット友達、SNSで知り合った人が実はAIだったというSF小説のような事がもう現実になりつつあります。
これは怖いですね。私が存在していると思っているネット上の人は本当に存在するのでしょうかという疑問を突き付けられます。
チャットに声を付ける事は今の技術でも可能です。(少し抑揚が機械っぽいですけど)
ですから各企業のサポートセンターはかなり近い将来ほとんどAIになります。
そしてこれらは全てAIが作成した人物写真です。
この写真をアイコンにした人がチャットや音声で話していたらどうでしょう。
人間とAIの区別が付かなくなる時代が到来しました。
色々な問題も起きるでしょうなぁ。
さてここまで読んで頂けた事に感謝申し上げると同時に質問です。
このブログは人間が書いたものでしょうか、AIが書いたものでしょうか・・・
ここで世にも奇妙な物語のテーマ(ちゃりらりらっちゃりらりらっちゃりらりらっちゃちゃりらりら~)
おしまい。