相変わらず書きたい事は山ほど有るのに別の事を書いてしまう。
Amazonプライムで2021が解禁されていたので見直して、やっぱり面白くて、やっぱり最後は泣いた。
なので今日はM-1グランプリ2022の準決勝進出者を整理してみます。
M-1の記事を書くと毎回PVが上がる。
弱小ブログなのにM-1はほんと凄いコンテンツだなと思うと同時に最初に一言。
注意:筆者はお笑いに詳しいわけではありません。
素人が好き勝手に書いているだけです。
今日、ぼる塾の田辺さんが良い事を言っていたので引用する。
推し疲れ
— ぼる塾 田辺 (@chi0314ka) 2022年11月21日
私は好きなものが多いけど、語れるほど詳しい訳ではないので、えっ!好きなのに詳しくないんですか?と言われる事がある。私の好きは誰かと知識をマウント取り合う為じゃなくて、きゃーあそこ良かったよね。とか盛り上がる為にありたいな。って思うよ。好き=詳しいじゃなく楽しく推したいね
「お笑い好きを名乗るならこれくらいは知ってないと~」というアレではなく、
「M-1面白いよね!楽しみだね!」という方にだけ届いてくれればいい細々としたブログです。
公式の邪魔はしたくないのでとりあえず先にURLを貼っておく。
去年の振り返り
先に去年の振り返りをしておく。
去年は錦鯉が優勝した。
M-1グランプリ優勝者は他のグランプリと比較にならないほどテレビに出まくるので、
CMを入れれば錦鯉を見ない日は無いというくらいの毎日だ。
昨年のテーマである「人生変えてくれ」は伊達ではない。
数少ない、本当に人生一発逆転の一夜番組がM-1だ。
去年の結果。(wiki参照→M-1グランプリ2021 - Wikipedia)
1位 錦鯉
2位 オズワルド
3位 インディアンス
4位 ロングコートダディ ※
5位 もも ※
6位 真空ジェシカ ※
7位 ゆにばーす
8位 モグライダー ※
9位 ハライチ
10位 ランジャタイ ※
※は決勝が初のコンビ。
半分が初という異例の回だった。ファイナルステージこそ経験者ばかりとなったが「世の中にはまだまだ知らない面白い人達が居る」と世間に知らしめる形となった。
そして2022の準決勝進出者が決まった。
真空ジェシカ、シンクロニシティ、ママタルト、ヤーレンズ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS IS パン、カゲヤマ、ダイヤモンド、ダンビラムーチョ、ケビンス、ヨネダ2000、男性ブランコ、ストレッチーズ、さや香、オズワルド、ウエストランド、キュウ、ミキ、からし蓮根、かもめんたる、カベポスター、コウテイ、マユリカ、ロングコートダディ、ビスケットブラザース、
そしてワイルドカード。
ワイルドカードは敗者復活用の枠で、準々決勝の動画視聴人数が最も多いコンビに与えられる。
特定のコンビを推しているならこの中ある動画を最後まで見ると復活に貢献できる。
動画を最後まで見ると一票入る。同日内に見ても1票は変わらないので熱烈なファンは毎日見ている事だろう。
ちなみにこのGYAO復活組で復活した人は決勝の敗者復活戦には出られないので準決勝で必ず勝たないと決勝には進めない。(復活して復活してたらもはや不死鳥、男塾である)
とりあえず昨年のファイナリスト(決勝進出者)がごっそり落とされている事に驚く。
「え、ももやモグライダー居ないの?」
「あらーゆにばーすダメだったんだ。」
「あれ、インディアンスも居なくない?うそでしょ?」
インディアンスは最終決戦まで行ったのに…なんて厳しい世界だ。
無名にチャンスが有る一方、有名どころでも容赦なくふるい落とされる。
Twitterを見ていると会場を沸かせた金属バットやゆにばーすが何故落ちたのかと選任する側へ不信感を露わにする投稿も見られた。
金属バット、見取り図、ランジャタイらはラストイヤーなので(GYAO復活が有るかもしれないが)残念だ。
グループ分け
さて、GYAO復活で誰が復活するかはさておき、順当に勝ち上がった戦士達。
この中で筆者の認識(たぶん世間一般の認識に近いと思う)を分類する。
Aグループ:顔とコンビ名が一致するコンビ
Bグループ:顔は自信ないけど名前だけは認識してるコンビ
Cグループ:顔も名前も初めて見る人達
【Aグループ】
真空ジェシカ、ヨネダ2000、ダイヤモンド、男性ブランコ、さや香、オズワルド、ウエストランド、ミキ、からし蓮根、かもめんたる、カベポスター、コウテイ、ロングコートダディ、ビスケットブラザース
錚々たるメンバーだ。
去年のファイナリスト、過去回のファイナリスト、別の大会のファイナリストや優勝者などが軒を連ねる。
中でも本命なのは「オズワルド」か。去年優勝間違い無しの展開から惜しくも敗れたのは記憶に新しい。
本命対抗となるのは前大会で1日市長をやった「真空ジェシカ」、肉うどんの「ロングコートダディ」。
そしてキングオブコント2022優勝で勢いのある「ビスケットブラザース」。
キンオブコントファイナリスト「男性ブランコ」。
おもしろ荘2021優勝「ダイヤモンド」。
第41回ABCお笑いグランプリ王者「コウテイ」。
第43回ABCお笑いグランプリ王者「カベポスター」。
数大会ぶりの決勝進出女性コンビとなるかThe W ファイナリスト「ヨネダ2000」。
雪辱を果たせるか決勝経験組の「さや香」「からし蓮根」「ウエストランド」「ミキ」。
…競馬の実況みたいになってしまった。
(淀みの無い展開となりました。)
続いてB。顔は自信ないけど名前だけは認識してるコンビ。
【Bグループ】
この中で気になっているのはマユリカ。
twitterのお笑い好きアカウントではマユリカは非常に評価が高い。
何しろ顔を認識していないので写真を見せられて「このコンビの名前は?」と聞かれても分からない。だが目の肥えたお笑い好きから評価が高いならこの中から優勝するコンビが生まれるかもしれない。
最後にCグループ。名前も顔も知らないコンビ。
(別に馬鹿にしたいわけではなく一重に筆者の勉強不足。)
【Cグループ】
シンクロニシティ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS IS パン、カゲヤマ、ケビンス、ストレッチーズ
本当に申し訳ないが全く知らない。存じ上げない。
だが2007年、無名のサンドウィッチマンが伝説を起こしたように、この中から一夜にして人生を変えるコンビが生まれるかもしれない。
優勝予想
まだ決勝進出さえ決まってないのに予想するのは無意味だ。
しかもBグループとCグループに関してはネタを見た事すらない。
だけどとりあえず予想したい。
なのでAグループだけでしてみる。
◎本命 真空ジェシカ
〇対抗 カベポスター&ロングコートダディ
▲単穴 からし蓮根
△連下 ミキ
☆大穴 ヨネダ2000
少し真面目に分析すると、
2019年のミルクボーイ、2020年のマヂカルラブリー、そして2021年の錦鯉はドラマが有った。
無名からの優勝、最下位からの優勝、50歳で優勝。
もちろん狙ったわけではくネタが面白いから優勝しただけの事だが、それにしても毎年こうドラマが続くと審査員も食傷になるかもしれない。
また、コロナ禍にあった2020年と21年では日本列島は暗く、その影響もあってか完成されて計算されつくした「技」より単純に「パワー」の方がウケが良かったように思う。
もちろんパワー型にも計算は有ると思うがそれを感じさせない、見せない「大真面目にバカバカしい事をやる」方が暗く先が見えない日本国民をよく笑わせたように感じた。
オズワルドは一言一句全てに計算が入ったネタで大好評だったが、2回連続計算ネタより2回連続バカネタの方が結果的に強かった。
今年に入り規制も緩和されコロナにも慣れてしまい、それほど閉塞感の有る毎日ではなくなった。
そうなると馬鹿ネタより計算ネタの方が強くなるかもしれない。
そうなると真空ジェシカやカベポスターが有利かもしれない。
あえて外したオズワルド
オズワルドは今年優勝出来ないと和牛のようになるだろう。
面白いのに優勝できないコンビ。
スーパーマラドーナ、ジャルジャル、見取り図、インディアンス、ゆにばーす、カミナリ
優勝しなくても爆発的に売れるコンビ。
かまいたち、オードリー、おいでやすこが、ぺこぱ、メイプル超合金、ハライチ
オズワルドはどちらかになるのか、それとも筆者の予想を裏切り圧倒的な笑いで優勝を勝ち取るのか。
予想には入らなくてもオズワルドは注目度No.1だろう。
今年はどんなドラマなのか
大事な事は運営さんや審査員さんが「ドラマを作ろう」と思わない事だと思う。
毎年ドラマが有って、そこに国民は感動して、コンビは人生が変わって、毎年のように参加者数が増えている。
M-1はもはや巨獣のようなコンテンツだ。
結局誰が優勝したってドラマになる。
少なくとも運だけで勝ち上がった人が優勝するような事は無いだろう。
何故なら優勝した人達はみんな涙してる、それまでの努力が実を結んだ事を体の芯から感じて震えているからだろう。
あー今年も楽しみだ。
年末が近づいてきたなぁ。
おしまい。
過去に書いたM-1の記事はこちら。