つつがなくそつがなく

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ゲームオブスローンズ

ゲームオブスローンズについて書く。

 

これだ。(回し者じゃないのでリンクは貼っていない。)

 

Amazon.co.jp: ゲーム・オブ・スローンズ:シーズン1 (吹替版)を観る | Prime Video

 

ゲームオブスローンズとは海外ドラマだ。

原題はGame of Thrones、通称GOTだ。

 

多くの海外ドラマ好きに愛されており

また、世界中の人々に知られているハリー・ポッター級のドラマ。

ドラマに贈られる賞を総なめにしたと言っても過言ではない大人気ドラマ。

 

それがゲームオブスローンズだ。

 

160ノミネート、内59冠という訳の分からない数字である。

凄すぎて凄さが分からない。そんなに賞が有るのかという点にも驚く。

海外ドラマ界の大谷くんだ。

 

 

既に完結している有名な作品なので

誰しも知っているだろうと思っていた。

 

でも妻も会社で隣に座っている先輩も斜め向かいの後輩も知らなかった。

自分の周りで観た人は地元の友人ただ1人だ。(友達が少ないのも有るが)

 

どういう事だ。

こんなに面白いのに。

 

何故みんな観ないんだ。

存在を知らないからだ。おそらく。

 

 

これは今さらでは有るが魅力を広めたい。

 

面白い物を見つけるとしつこいくらい、

オスギさんやリリコさんに負けないくらいの熱量でその魅力を語るのだが

誰も筆者に影響を受けてくれない。

 

だがプレゼン力の無さは今に始まった事ではない。

自分にプレゼン力が無いならせめて有力なプレゼンをしている人のブログリンクでも貼ってゲームオブスローンズファンを1人でも増やしたい。

 

そしてゲームオブスローンズの魅力を語り合える人を増やしたいのがこれを書いている目的だ。

 

 

良さそうなブログは後で探すとしてとりあえずは自分なりに魅力を語りたいと思う。

お前の意見なんぞどうでも良いという方はスクロールして下の方に行って頂きたい。

もしくはURL欄に「ゲームオブスローンズ 魅力」で検索して頂きたい。

 

 

 

さてゲームオブスローンズの魅力。

それは無理やり一言でまとめると…

 

 

何なのだろう。分からない。

一言でまとめられる語彙力が無い。

書きながら追々考えよう。追々。

 

まずはあらすじだ。

あらすじなら一言で言える。

 

1つの玉座(王位)を巡って裏切りと暴力と愛で人々が争うファンタジーだ。

 

センスの無さが素晴らしく出ている完璧なあらすじである。

コピーライターにはなれないだろう。(広告の部署にも居たんだけどなぁ)

 

言い換えるなら剣と魔法とドラゴンとおっ〇いのファンタジーだ。

 

下ネタが出てきて申し訳ないがおっ〇いやお尻がよく出てくる作品なのでご容赦願いたい。(世界各国でR18指定されている。子供は観ないように。)

隣に人が居る電車やバスでは観ない事をおススメする。

 

あと多少グロいシーンが有る。

そのままを映さない技法で顔をしかめる程度だが行為自体は残酷だ。

 

 

 

ところで本作はよくロードオブザリングに似ていると表現される。

あちらも剣と魔法のファンタジーだ。

だが筆者は同意しかねる。

 

何故ならロードオブザリングは分かりやすい使命を帯びた主人公たちの勧善懲悪ストーリーだからだ。おっ〇いも出てこない。

面白いので3作品とも観た。

指輪物語を悪く言うつもりはない。

 

ただ正直、現時点で覚えているのはストーリーではなくオーランド・ブルームの神がかった横顔だけだ。

生まれ変わったらあんな顔に生まれミランダ・カーとイチャイチャしたい。(離婚したが)

後は名前を忘れたが髪も髭も真っ白な渋いおじいさんだ。

将来はあんな爺さんになりたい。

 

いやそんな事は良い。

指輪も良いが今はゲームオブスローンズだ。

 

 

 

本作は特に主人公も決まっていないし、どいつもこいつも私欲にまみれている。

 

ファンタジー世界なのに金と権力とおっ〇いにまみれている。

肉欲謀略ファンタジーだ。

仲間を集めて悪い奴を倒して世界を救うようなシンプルな話ではないのだ。

 

 

 

話の軸としては、

 

昨日の敵は今日の友。誰を味方に付け誰を裏切るかという流れと、

そんな人間たちを滅亡させかねない大きな脅威が迫っているという流れ、

 

2つの大きな流れが「らせん階段」のように交じり合って進んでいくストーリーだ。

 

もちろん清廉潔白な人もたくさん出てくるがそういう人は玉座を目指さない。

玉座を目指すには野望であったり私欲であったり、そういう動機が必要だ。

 

それも生半可ではなく、「執念・執着」といっても良いほどのしっかりとした動機が無いと生き残れない。

 

私欲にまみれず使命として玉座を目指す者も出てくるが、稀である。

そしてそういう人物は善人なのでこの玉座の椅子取りゲームで酷い目に遭う、死んでしまう者も少なくない。

 

 

ゲームオブスローンズの世界は現実と同じで甘くない。

どんな重要人物でもあっさり死ぬ。

復讐されて当然の人も死んでほしくない人も、

こいつが天下取るのか?って人でも死ぬ。それもあっけなく。

 

戦争が度々起こる。

当然そこでも死ぬ人は居る。

 

普通に生活している。

でも暗殺や裏切りが跋扈している。

 

登場人物は数多いがバキバキ死んでいく。

なので誰だっけこの人とはあまりならない。

(「ゲームオブスローンズ 登場人物 人数」で検索したら辞典サイトがたくさん出てきたが数える気にならなかった。)

 

これから観る人は完結してるので一気に観るだろう。

尚の事、心配は要らない。

 

誰か1人をずっと追うのではなく

様々な視点で時間が経過していく。

様々な人が主人公になり脇役になり進んでいく。

 

海を渡り違う大陸で名を馳せる人もいれば

天真爛漫な子供が冷徹な暗殺スキルを身に着ける事もある。

 

 

一応ストーリーのメインとなる一族が居る。

だがその一族も酷い目に遭う、無傷の者は居ない、死ぬ者も居る。

 

その一族が全く出てこず進んでいく時も多々有る。

(1人だけ別の作品に分岐したのかという人も居る)

 

故に先が読めない。

ネタバレしない範囲で言うのが難しいが、

誰が覇権を握るか予想するブログなどもたくさん書かれていて、

多くの人が大本命にしていた人も死んだりした。

 

筆者も友人と誰が天下を取るのか楽しく予想し合った。

それだけ愛されていた作品だった。

 

 

1番の魅力は悪役かもしれない。

名作は悪役が良いと誰かが言っていた。

これでもかというほど鬼畜で「一刻も早く〇んでしまえ。」と思わせてくれる。

 

最近では悪役にフォーカスが当たり

悪役にも同情し得るバックストーリーが有ったりするが

本作では愛憎入り混じる狂気の悪役達を揺るぎない程嫌いになれる。

 

 

無傷でラストを迎える人はほぼ皆無だ。

ある人は傷を負い、ある人は殺され、ある人は精神が崩壊する。

それほど凄惨で激しい玉座の奪い合いが貴方を待っている。

 

その中で生まれる友情や愛情、人間ドラマが有り、

人間万事塞翁が馬」と言わんばかりに

悪い事が良い事に繋がり

良い事が悪い事に繋がったりする。

 

あぁもうこの人はこうなっちゃったらダメだね、

という人でも状況が変わり優位に立つ事もあれば、

逆に転落する事も有る。

 

「ある出来事の影響がその後に別の影響を与える、思いもしない形で。」

それがゲームオブスローンズの魅力の1つだ。

 

読んで字にすると当たり前だがその影響は現実と同じで予測できない。

伏線回収という言葉が流行っているが、伏線というよりは影響と表現する方が正しいと思う。

 

 

 

批判ももちろんある。

 

「ゲームオブスローンズ クオリティ」で検索すると出てくるのだが

馬の絵を分割し、シーズンごとの完成度を丁寧さで現した絵が出てくる。

著作権の知識が無いので掲載はしない。)

 

ロードオブザリングは3部作共に完成度が高く全部のパーツが見事な馬の絵になっている。

 

対してゲームオブスローンズは

馬の脚と腰は立派なのに背中あたりから雑になり首から上は幼児が書いたような絵になっている。

 

序盤の組立は立派なのに

シーズンに進むにつれてクオリティが下がっているという表現だ。

 

 

 

確かにドラマは長期化すると展開がダレる。

シーズン6くらいは回収してしまったフラグを立て直さねばならず、

正直退屈な時も有った。

 

特に上述したメイン一族の1人が玉座の奪い合いとは完全に別物語へ行ってしまうので、

そっちは良い、あっちの方がどうなってるのか知りたいんだという気持ちにさせる。

 

それを乗り越えて最後まで観たら

あんなに色々有ったのにこんな終わり方なんかいと感じる人も多いようだ。

 

2日前の記事によれば原作者はシーズン10までやって欲しくて制作サイドへ直訴していたらしい。(シーズン8で完結した。)

news.yahoo.co.jp

 

原作者は最後までクオリティを維持したまま続けられる自信が有ったが制作サイドの判断で完結してしまった。

予算とか色々有るから仕方ないのだろう。

 

だが筆者やその友人の見立ててでは心配する必要は無い。

面白かった。太鼓判だ。

そう感じている人が大勢居るから完結した今もなお愛されている作品なのだ。

 

観て後悔はしないと思う。

 

ちなみに観るのはAmazonではなくHuluがおススメだ。(既にHulu会員なら。)

Amazonでもシーズン8を観れるが最終話だけ300円~500円課金する必要が有る。

 

 

以上でゲームオブスローンズの魅力について終了にする。

またいずれキャラ別に魅力を書きたいという熱が出たら書きたいと思う。

 

 

 

 

最後に前半部分で書いたプレゼン力の有る方々のブログを貼っておこう。

 

と思って一度貼って公開したのだが、

もしかして無断で他人のブログリンクを貼っても作者が喜ぶとは限らないのでは、

と思い削除した。

 

筆者の目的は1人でもゲームオブスローンズの魅力を知ってもらう事なので、迷っているなら是非読んで頂きたいが残念だ。

Googleで「ゲームオブスローンズ 魅力」で検索するとおそらく上位に上がってくるので見れないという事は無いと思う。

 

 

最後に筆者がこの世で1番好きなオブリビオンというゲームの紹介文を「もじって」本作の魅力を締めくくりたい。

 

 

美しい世界を望むか? 広大な世界を望むか? 自由な世界を望むか?


権力を望むか?駆け引きでのし上がりたいか? 暗殺を企みたいか?


古代の魔法、恐ろしい呪いに立ち会ってみたいか?


旗標なき兄弟団と冒険してみたいか?全てを奪う海賊国を味方に付けたいか?

 

奴隷を開放し最強の軍団を作りたいか?荒地の種族と心を通わせたいか?

 

伝説の存在に乗り、畏れ敬われたいか?


誓約を守る戦士や私欲に走る貴族の、苦悩と生き様を観てみたいか?

 

幾つもの街があり、幾つもの戦があり、数限りない謀略がある。
様々な種族があり、さまざまなドラマがあり、未知の景色がある。


全てが君のすぐ目の前にある。あとは好きにするがいい。

 

恐ろしい脅威が迫っている。残されている時間はそう長くない。

 


剣と魔法のファンタジーはもう飽きたと思うかね?

 


なら最後に『ゲームオブスローンズ』を試してみるといい。

 

 

 

 

観て、本作を面白いと思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

おしまい。