不眠の特効薬@和船
昨日は趣味で参加している和船の日だった。
櫓(ろ)での前進とターンを習得したので櫂(かい)を習ったのだが、
ことわざにある「櫂は三年、櫓は三月」の通り櫂は櫓より遥かに難しく和船マスターへの道のりはまだまだという気にさせてくれる。
静かな街の静かな川を手漕ぎの船が水面を割いて進む。
天気は良くなかったがいつも通り極上の時間だった。
筆者…40歳。2児の父。江戸川区在住。無趣味だったが2月から和船クラブに入門。
どんどん本題と逸れそうなので口上は切り上げ本題の不眠症の話にする。
不眠症の人は結構多い
前回のブログに★をつけてくれた方のブログを見たら眠れない夜に苦しんでおられた。
筆者の体感でしかないが5人に1人くらいは眠るのに苦労している。
深刻な人は薬を処方されていて、交友関係の狭い筆者でも服用していると発言した人が今まで4人くらい居る。
かく言う筆者も独身時代は無闇に考え事をしてそのまま朝日が…
眠い目こすって仕事をし、帰宅後に数時間寝て目が覚めてまた考え事をして朝日が…
なんて日々が有った。
医者に行く、という発想がそもそも無かったので今覚えば行っても良かったのだが筆者は別の解決手段で不眠を乗り越えた。
※上述の通り医者ではないド素人の体験談です。鵜吞みにせずナナメ読みしてください。
解決方法は最も原始的
筆者の上司は現在も睡眠導入剤を服用中の現役不眠者だ。
医者に相談すると「ストレスが原因です、ストレスを取り除いてください。」と言われるそうだ。
取り除いてくださいと言われてすぐに取り除ける人は中々居ない。
患者は「それが出来れば苦労はせんよ」と思うだろうし
お医者さんとしても「それしか言えんのよ」という事だと思う。
ストレスの解決は無理だが「夜ぐっすり眠る」という事に関してだけは原始的な解決手段が有る。
肉体を酷使する事だ。
晩御飯を食べ、疲れている体に鞭を打って体を動かす。
別にジムに行かなくても良い。
ジョギング、縄跳びが望ましいが雨の時はひたすらスクワットとストレッチをおススメする。
やるなら早い時間が良い。
眠れない夜、高確率で「ここのままでは明日ヤバい」という時間になる。
そうなってからでは遅い、そうなる前に運動をする。
布団に入る2時間までにはシャワーを終える計算で動く。
眠る直前に運動しても眠くはならない。
運動して体温が上がり、その体温が下がってリラックス状態になると眠気が発生する。
学校のプール後の授業が眠くて仕方ないのはそのせいだ。
無理をする必要はなく適度な運動で良いが、それで眠くならないならもう少し運動量を増やす。体の一部分だけでなく色んな部位を稼働させた方が良い。
筆者の上司は分かりやすくジョギングした日は眠れて、してない日は不眠に苦しんでいる。
根本的なストレス原因の解決はしていないのだから当然だ。
眠りたければ運動し、温かい風呂に入り、体に良いものを食べよう。
最後に
不眠は深刻な問題だ。
不眠が引き起こす症状で一番怖いのは「正常な判断力を無くす」という事に有る。
判断力を無くした人は良からぬ事を考える。
そうでなくても病は気から。ストレスは内臓に穴を開けるほど攻撃力の有るものだ。
原始的な療法だが肉体的な疲労は直接作用する。
筆者にも不眠時代は有ったしたまに仕事のストレスで眠れない日は有るが、
育児と和船のおかげでほとんどの日はのび太くんと同じくらいストーンと眠れる。
非常に限定的だが和船はおススメだ。
和船では漕ぎながらおしゃべりをする。
陸では寡黙な人も船に乗ると皆饒舌になる。
このおしゃべりもまた不眠に効くと思う。
筆者が漕いでいる時、先生役の人達(みんな大体60代~70代)はおしゃべりをする。
個性豊かな爺さんたちの「昔ここら辺には何が有ったとかこういう生き物が居た」という話はとても面白く、刺激になる。
また、渋谷区から引っ越してきた移民の筆者にとって地元の知り合いが出来るのはとても嬉しい。
もし江戸川区や江東区に住んでいて不眠に苦しんでいる人はお近くの和船クラブに入会して見る事をおススメします。
綺麗な景色を見ながらゆらーり漕ぐのは良い物ですよ。
疲労がハンパじゃないので夜ぐっすり眠れます。
おしまい。
子育てが落ち着いたらやりたい事@水曜どうでしょう
育児をしていると「子育てが落ち着いたらこんな事したい。あんなとこ行ってみたい。」と妄想をよくする。
返す返すも旅は若い内にやっておくべきだった。
無味無臭な10代、20代を過ごしてしまって大変後悔している。
筆者・・・40歳、無趣味。30半ばでハワイに行き、もっと海外に行けば良かったと反省。
妻・・・40歳、無趣味。独身時代は毎年海外旅行に行き、ヨーロッパと北米を網羅した。
長男・・・ 4歳、行ってみたいところ有る?と聞くと近所の公園しか言わない。
次男・・・ 2歳、来週行くディズニーシーを楽しみにしており今日行きたいと毎朝ぐずる。
子供が小さい内は行動が極端に制限される。
何処へ行くにも何をするにも子供が主役で子供が楽しめるかどうかで予定を決める。
成長と共に行けるところ、やれる事が変わっていく。
それはそれで今しか出来ない事では有るが、何となく妄想はしてしまう。
きっかけは水曜どうでしょう
風邪を引き火曜は家でぐったりしていたので録画していた水曜どうでしょうを久しぶりに見た。
やっていたのは原付日本列島制覇。
東日本、西日本を経ての3回目。
四国は高知の桂浜まで向かう旅だ。
東京を出発して原付カブに乗っての5泊くらいの旅。
1日の終わり、道すがらの旅館に泊まりたらふく飯を食い、たらふく酒を飲む。
なんて素敵な旅なんだ。
正にこれは旅である。
大泉さん本人に聞けば「そんな羨ましがられるもんじゃないよ」と言われそうだがこういう旅に憧れを抱く人は多いだろう。
旅と旅行の明確な違いは分からないが、
旅行…目的地に着いてからが本番。予定を順次消化していく。
旅…目的地に着くまでがメイン。その日の状況によって判断していく。
こんな感じだろうか。
子育てが落ち着いたら妻や友達を誘って旅をしたい。
もちろんテレビと違いリアルな旅は「帰り」も有るので毎日違う宿に泊まる旅は結構な金額になるだろう。
仮に東京から鹿児島まで行くとする。
筆者の叔母は長崎生まれで、叔父は飛行機を使わず毎回車で18時間かけて行っていた。
(東京から鹿児島まで高速を使って行くと、大体17時間で高速料金が20000円強らしい。)
筆者にはそれは無理なので余裕を持って倍の36時間と考える。
初日は近畿地方、2日目は福岡か山口、3日目に鹿児島という旅だ。
帰りは四国を経由して帰りたい。
水曜どうでしょうで車ごと船に乗るシーンを何度か見た。
いくらくらいかかるんだろうか。
観光もしたいし鹿児島についた途端帰るなんて無理だ。
往復で6日、予備として2日。
1泊1万円×8日 =80,000円
食費1500円×3食×8日=36,000円
観光 =50,000円
==============================
小計 166,000円
ガソリン代 =30,000円
高速・船 =50,000円
==============================
小計 80,0000円
合計 246,000円
妻と行く場合は上の小計が2倍になるので332,000円
〆て412,000円ちょいちょいというところだろうか。
宿がどうなるのか分からないし、行ったら行ったでお土産買ったり無駄遣いをするから50万円くらいは必要になりそうだ。
50万円というと中々の金額だ。
同じお金をかけるならハワイに行きたいと言われるかもしれない。
予めハワイに連れて行ってから交渉した方が良さそうだ。
8日も休みを用意出来るのはGWくらいなので、結局これを実行出来るのは定年後という事になるだろうか。
最後に
何故若い頃に思い立たなかったのか悔やまれる。
お金は無かったが体力と時間は無駄に有った。
4年くらい前、地元の仲間3人と関東一周の旅をした。
各県の名所を1か所選び1泊2日で回った旅だった。
あえて貧乏旅にしようとおじさん4人で車中泊。
もう2度と車中泊はしないと固く決意したが今でもあの旅が1番面白い旅だったように思う。
楽しい旅の思い出はこれから増やして行きたい。
今は子供たちとの思い出をたくさん作っていこうと思う。
おしまい。
自分では買わないけど貰ったら嬉しい物
友人の誕生日プレゼントを考えている。
筆者は40歳のおじさんだ。
プレゼントを渡す人も40歳のおじさん。
おじさんがおじさんへのプレゼントを考えている。
(誰が読むんだこのブログ)
筆者は年に3回、誕生日会を開いている。
参加者は全員地元の友人だ。メンバーは筆者を入れて4人。
40歳のおじさんが年3回集まり、お互いのプレゼントを用意して集まるのだ。
筆者と友人Aは誕生日が近いので合同で行う。
子供も連れて集まるので中々の人数になる(換気は全開でやって晴れてる人は屋外で開催してます。)
自分で言うのもナンだが素敵な会だ。
毎回腹がよじれるほど笑い食べきれ無いほど食べ、ゲーム大会とプレゼント交換をして解散する。
この会の誕生日プレゼントは1つだけルールが有る。およそ3000円にする、というルールだ。
40歳にもなって3000円かよ…と思われるかもしれないが、この3000円固定というのは本当にちょうど良い。
貰った物が正直あまりうれしく無くても「まぁ3000円だし…」という事で遠慮なく扱えるし、例えば値段を決めていなかったら「前回こいつからは1万円くらいのも貰っちゃったしそれ見合う物あげないとなぁ…」と負担になったりする。
だから予め3000円前後と決め打ちしてしまう事でみんなが気楽になる。
おススメです。
では本題。
自分では買わないけど貰ったら嬉しい物を考える。
筆者は最近プレゼントをする時「自分では買わないけど貰ったら嬉しい物」にしている。
結論から書いてしまうと「これ一個で3000円!?」と言う、
普通低価格で売っている物の高級バージョンだ。
これは実際に自分で貰って嬉しかった経験から来ている。
以前メンバーの1人から高級ポテトチップスを貰った。
これ2箱で定価1,760円だ。
1箱880円。1箱にはそれぞれ6袋入っている。
単純に1袋146円だ。
146円あればビッグサイズの普通のポテチが買える。
別に筆者は貧乏ではない、貧乏ではないが買わない。
146円のポテチで充分満足出来るのに6倍も払ってこの商品を買おうとは思わない。
だからこそ貰ったら嬉しかった。
こういうニーズはウケているようで、高級缶詰、高級ティッシュ、高級トイレットペーパー、いわゆる普段1円でも安く買おうとしている商品ほど高額な物を貰った時に嬉しくなるようだ。
また、筆者に限らず40歳のおじさんは特に物を欲しがらない。
妻に「今年の誕生日プレゼント何にする?」と聞かれて考えるのが面倒になるくらい物欲が無くなる。
だから3000円でこんなに入ってお得!という詰め合わせより
「これ1つで3000円もすんの!?」という方がテンションが上がる。
3000円という金額の価値は人それぞれだと思う。
3000円で出来るだけたくさんあげたい、という人も居るだろうし
3000円で非日常が味わえるならそれが良い、という考えもある。
筆者は後者だ。
さて今年は何をあげようか。
おしまい。
育児という言葉の守備範囲
Twitterを見ると今日も色んなところで奥様が育児参加しない旦那への怒りを呟き、
また、いわゆるイクメンアカウントが同僚や上司の育児参加への意識の低さ悪く言いっている。
2つとも大変いいねの数が多く、日本男児の育児参加率の低さが伺える。
このような争いは早く無くなれば良いのにと思うばかりだ。
例えば(ちょっとボカすが)イクメンアカウントは
「同僚が母の日くらい嫁を休ませないとみたいな事を言って頷き合っていたので『え?それっていつも嫁が大変だと分かりつつも何もせず母の日だけ特別扱いしてるって事?性格悪くない?』みたいな事を言ったらその場が凍り付いた。」というようなツイートをしていた。
いやちょっと待ってくれ。
そんな人が現実に存在したらそいつはかなりコミュニケーション能力が低い。よく会社員が務まるなぁというレベルだ。
正論で世を斬る事に酔っているのか攻撃力が強過ぎる。
現実には
同僚A「母の日くらい嫁を休ませないと。」
同僚B「偉いね。俺たちももっと普段から育児参加しないとダメだよね。」
同僚A「確かに。」
くらいの会話であったと信じたい。
リアルに『え?それっていつも嫁が大変だと分かりつつも何もせず母の日だけ特別扱いしてるって事?性格悪くない?』なんて面と向かって言われたら1日で社内で有名人になるだろう、ひねくれ過ぎだ。
筆者はドン引きしたがコメント欄を見ると「世の中のみんなが投稿者さんみたいな人だったら良いのに!」というようなコメントが多数寄せられ盛り上がっていた。
そんな言い方する人ばっかりだったら喧嘩になるって…と思うが賛同する人が多いので筆者が少数派なのかもしれない。
因みに筆者の1日は以前まとめました。
筆者・・・40歳、妻が半年倒れた事を機に育児に覚醒。
妻・・・40歳、次男妊娠中、わずか4カ月で子宮口が開き半年寝たきりに。
長男・・・ 4歳、もっとも甘えたい時期にママが倒れたので完全にパパっ子。
次男・・・ 2歳、長男を見て育ったので同じくパパっ子。よその家庭でよく見る「ママじゃなきゃヤダ」が我が家では「パパじゃなきゃ」の状態。
では本題。
育児という言葉の守備範囲について考える。
パートナーの育児参加率が低いと考えるAさん(大体女性)、
自分は育児参加率がそこそこ高いと考えるBさん(大体男性)。
両者がなぜ争うかと言えば大抵の原因は守備範囲の認識がズレているからだろう。
数年前に「名も無き家事」という言葉が人気になった。
裏返しになっている洗濯物を元に戻す作業や、シンクの掃除などだ。
夫婦や家族で分担を決める際、「これは貴方の役割ね」と指定されない作業がそれにあたる。
洗濯物は脱ぐ時に自分が気を付ければ良いし、
シンクの掃除は洗い物⇒食器を元に戻す、という工程が終わらないと始められない作業だ。
これを育児に当てはめる
担当が明確に決まっていない作業は当然「気が付いた方だけがやっている」という状態になる。
1、お出かけ前のオムツ、着替え、濡れティッシュや水筒の準備
2、オムツの補充
3、バスタオルや下着の買い替え
4、保育園、幼稚園への提出物管理
5、そろそろ片付けなさいという係
探せばもっともっと有るだろうがとりあえず5個挙げてみた。
この5つを全て明確に「これとこれはあなたの担当ね」と決まっている家庭はおそらくごく少数だろう。
毎日やる育児や家事は目立つのでしっかり日の目を見る。
しかし不定期な物や細かすぎるものは陰に隠れている。
不定期な物や細かすぎるものは気が付いた方がやり続けるので、徐々に不満が溜まり「なんで自分ばかりやらなきゃいけないの」とキレる。
そしてキレられた方は「俺(私)だってやってるじゃんかよ!」とキレ返す。
認識している守備範囲が違うのだから、お前全然守れてねーよ!いや守ってるよ!という争いが起きるのは当然だ。
守ってると主張している方は決まった役割はきちんとこなしているのだから文句を言われる筋合いは無しとキレる。
しかし完全に、全て、漏れなく担当を決めるのはそもそも無理なのだ。
仕事でも「これどっちの部署がやるべき?」「なんか俺ばっかこの作業やってるけど別に担当ってわけじゃない。」という経験はおそらくみんな有る。
地道に定例会を行い育児作業リストをブラッシュアップしていくしか道は無い。
結局はおもいやり、という事に落ち着くが
自分が認識していなかった作業は普段相手がやってくれている。
それに気が付いた時はお礼を言い、役割を決める。分担したって良い。
「これ相手はこの作業の存在を認識していないな」と感じた時は優しく教えてあげる。いきなりキレず頻度や役割を決める。
名も無き育児は名前が割り振られて初めて日の目を見るのだ。
気が付いた方が貧乏くじを引くという状況が続けばパートナーからの信頼は消え失せ、何も期待されなくなるだろう。
繰り返しになるが自分がやっていない事は相手がやってくれている。
そう思ってパートナーと支え合って生きていく事が平和への第一歩だと思う。
まずはお互いの認識を合わせようという内容でした。
おしまい。
ゲーム開始の適齢期
親とは常に「これは子供にもう与えて良い時期か」という判断を迫られる生き物だ。
ゲームだけでなく、スマホ、パソコン、Youtube、アニメ、本、オモチャ、あらゆる物を適齢期か考えてしまう。
特に自分の子供の頃に無かったスマホやYoutubeは常に議論の対象だ。
正解が分からないから自分達で判断するしかない。
筆者・・・40歳、小学1年生からゲームと共に育ち現在でもゲームをしている。
妻・・・40歳、次男出産後はつむつむもやらなくなった。ゲーム全般に興味無し。
長男・・・4歳、オセロブームが終焉に向かい、電車でGoやマイクラの動画をYoutubeで見始めた。
次男・・・2歳、まだゲームに興味無し。
今回はゲーム開始の適齢期について考える。
ウチはゲーム禁止!!としている家庭も有るかと思うが
筆者は友達とゲームを通じて楽しい思い出がたくさん有るので禁止はしない。
それにゲームがそれほど悪い物とは思わない。
なぜこのような事を考えるようになったかと言うと、
長男のYoutube視聴履歴を整理(有害そうな物を削除する事で関連動画のリストを誘導する)していたところ、
電車でGoやマイクラの動画をたくさん見るようになったからだ。
Youtubeやタブレットが何歳から、という議論はここでは置いておく。
とりあえず我が家では子供専用に1人1台iPadを買い与えている。
2歳の次男も自分で見たい動画を見ている。
アプリは筆者が管理しているが基本的にやること(着替え、歯磨きなど)をやれば好きにiPadを使って良いという教育方針だ。
話は戻ってゲームと勉強の違いはなんだろう。
筆者の感覚では、
勉強=何か新しい知識を得て将来役に立つ事を覚える事。
ゲーム=楽しいだけで役に立たない。
と考える人が多いと思う。
でもこの「役に立つ」というのは何だろう。
学校の成績だろうか。
未就学児にとって学校は保育園や幼稚園だ。役に立つというのは何だろう。
遊ぶのは良いけどテレビゲームはダメ!という人も居るだろう。
ちなみに筆者の親はテレビゲームが何故良くないかを上手く説明出来ず「とにかくダメ!」という人だった。
じゃあカードゲームやボードゲームなら良いのかという話になるが筆者はそちらに全く興味が湧かなかった。
今の4歳で「ニンテンドースイッチが欲しい」と言われたらどうしようか考えてしまう。
アプリで電車でGoのようなものが有るのでとりあえずそれはインストールした。
線引きはどこだろう。
未就学児にとってゲームと勉強の区別はほとんどついていないように思える。
実際知育アプリも知育オモチャも遊びながら学ぶというスタイルだ。
遊びながら学ぶのが子供だ。
テレビゲーム、もしくはスマホゲームがダメと言われるのは、
おそらく中毒性の強さからだろう。
子供はとにかく没頭しやすい。
一旦没頭すると間近で話しかけても気が付かないくらい集中力を発揮する。
没頭するのは何もテレビゲームやスマホゲームだからという訳ではないが、
アプリ側は目を引く演出や派手な音で子供を夢中にさせる。
だが公園にも行けない日に丸1日iPadをやるかというとそんな事は無い。
飽きっぽいのか色んな事をやりたいのか分からないが、
Youtube⇒親とオセロ⇒電車でGoのアプリ⇒プラレール⇒かくれんぼ⇒絵本⇒Youtube
といった感じで大体およそ30分~1時間くらいで違う事をする。
2歳からiPadが自由に使える子にとって、Youtubeも電車でGoも別に特別なことではないのだ。
と、するならゲームも特別な存在にはならないのだろうか。
ただ書いてみて思う。
それほどゲームを禁止する理由は見当たらないが、
まだ指先が器用じゃないのでスイッチを買っても上手に出来ないのではないだろうか。
というわけで我が家がまだスイッチを買わない理由は
「まだ複雑なゲームは出来ないよ、だからもう少し大きくなったらにしよう」
という事になりそうだ。
小学生になってねだられたら買うと思う。
ちなみに筆者の1番下の甥っ子は元々不器用な性格な上に小学校に上がる寸前で引っ越しなってしまい、もうすぐ2年生だが未だに友達ゼロの状態だ。
今後友達ができれば良いがそうならなかった場合、ゲームは心の逃げ場所にもなってくれるだろう。
没頭してはいけないが何かを頑張ったご褒美にプレイさせてあげる事は悪い事だと思わない。
こうするのが絶対正解なんてないのが子育ての難しいところだ。
最後に。
ゲームをしているとロクな大人にならない、なんて事は無いと思う。ただ先日WHOが初めてゲーム障害という依存症の存在を認めた。
元々は中高生になっても自分で自分にルールを科す事が出来ないという自己管理能力の低さではないかと思われていたが、大人になっても中毒症状になってしまう人が多数いる現実が有る事を踏まえ病気として扱われた。
ゲームを禁止しても良い子になるとは限らない。
どのような子に育って欲しいかという明確なビジョンは持っていないしビジョンを強制するつもりもないが、自己管理能力は付けて欲しい。
ルールを守る、という事を覚えさせる事は本当に大事だ。
やることをやらなければiPadは触れない。2歳の次男でもそれは理解出来ている。
iPadは親と同じ部屋でしか使えないし、どんなゲームやどんな動画も許可する訳ではない。
ちらっと見て「あ、これはあかんわ」という動画(性的なものや暴力的なもの)はダメだと伝えるし出てこないようアカウント管理している。
なにより親として最も大事なのは無闇に禁止する事より
「夢中になってしまうほど楽しい事との上手な付き合い方を教える」という事なのかもしれないと思う今日この頃だった。
おしまい。
上手な説明 下手な説明
40歳を超えて立場も変わり、新しい事に挑戦する機会が増えた。
筆者は2月から和船の操船団体(NPO)に入会させて頂いている。
昨日は出港準備と車庫入れ(船庫入れ?)を教わった。
だた、その説明をしてくれた人の説明の仕方が恐ろしく下手で、筆者を含めた新人さん達は思わず顔を見合わせ唖然としてしまったのでこれを書く事にした。
別にその人を悪く言いたい訳ではない。
説明をするという難しい行為において注意点を抑えた方がみんながハッピーになれると思って書いた。
せっかく時間を割いて一生懸命教えてくれるのに、聞き役が「全然分からなかった」と感じてしまうのは非常にもったいない。
説明に自信が無いと苦手意識を持っている人にも、何かの役に立てたらと思います。
ちなみに日本にはまだまだ馴染みの無い言葉だが、
コーチのコーチである「コーチングディレクター」という職業が存在する。
コーチングディレクターはコーチする全般の人にコーチするので管理職研修の先生に役割は似ている。主にスポーツ界のコーチに対し「どのようにコーチすれば組織力が高まるか」という事に特化している専門家だ。(代表だと中竹竜二さんが有名だ。)
こういった方の指導を受ける人が増えれば増えるほど人と人とのコミュニケーションは円滑になると思う。
では本題。
教えるのって難しい。
人に何かを教えるのは難しい。
こう教えたら良いかなと思いあれこれ考えながら教えると受け手を混乱させてしまう。
だから出来るだけシンプルに。
とりあえずゴールを見せる事から始める。
何事もまずは「こうなったら成功」と言うイメージをしっかりと分かってもらう事が大事だ。ここを目指すのだと理解してもらう。
順序は下記の通りだ。
- 成功イメージの共有
- 流れの説明
- 詳細手順
- 注意事項
- コツの共有
筆者は人に説明する時必ずこの手順を踏む。
大体のビジネス書や啓発本もこの順番が多い、王道だ。
自分の説明を受けた人が失敗した時、真っ先に考えるべくはその人が何を失敗したかではなく
成功イメージと流れの共有がちゃんと出来ていたかを考えるべきだ。
注意事項に反していたかのチェックは後で良い。
教えた通りにやれてない!と不満を持つ前に自分の説明を振り返る必要が有る。
例えば料理初心者にカレーを教えるとする。
1,成功イメージの共有
まず最初にすべきはどんなカレーを作るのかを共有する事だ。
説明する側が自分自身に設定するゴールと聞き役のゴールイメージは一致させなければいけない。
カレーを習いたいから教えて欲しいと依頼された場合、
説明が下手な人は「じゃあ準備しておいて」とだけ伝える。
これでは聞き役はどんな材料を用意すれば良いか分からない。
筆者の常識ではカレーと言えばゴロっと野菜とお肉入りのカレーだが、お互いの常識が一致しているとは限らない。
聞き役が習いたいのは本格インドカレーなのか、家庭的なカレーなのか。
その場合お肉は牛なのか豚なのか鶏なのか、形状は薄切りなのかブロックなのか、
油や水はどうするのか、ルーやスパイスはどんな物を選ぶのか。
正しくは「材料をリストにしたので用意しておいてください。」だ。
もちろん調理だけを教えるなら説明する側が用意してしまった方が良い。
料理と調理ではニュアンスが異なる。料理には材料の調達が入っているが調理は違う。
説明下手な人は直前になって「あー〇〇が無い。カレーを作るんだから〇〇が有って常識だろう。」等と訳の分からない叱責をする。
「じゃあ最初からそう言えよ…」と思われても仕方ないし、
「質問しなかった聞き役が悪い」と捉えるのも間違いだ。
相手は初心者なのだから勘が働かなくて当然。
これでは聞き役との信頼関係が最初から崩れてしまう。
(実際昨日、筆者と説明役の方との信頼関係は崩れた。)
2,流れの説明
これからカレーを作るにあたり、どのような事をするのかという大まかな説明を行う。
工程の整理だ。これは出来るだけ簡略にする。
洗う、切る、焼く、煮る、盛り付けるの5工程だ。
説明下手な人は何も言わず「じゃあとりあえずやってみて」と放り投げる。
説明は良いからとりあえずやらせろ!という聞き手も居るだろう。
そういうタイプは初めの説明を聞かないのでとりあえずやらせて失敗させるのは1つの手段かもしれない。
だが全員がそうとは限らない。
テレビの番組で街頭の人に突然料理をしてみてと伝え、
奇想天外な手順を踏んだ人を笑うコーナーが有る。
やらせかどうかはさておき、手順を説明されていないのだからとんでもない事から始めても何の不思議はない。
洗わずにいきなり切ろうとした聞き手を馬鹿にしてはならないし、
皮を剥かずに切ろうとした人にビックリしたならそれは説明者自身の失敗だ。
成功イメージと流れさえ理解出来れば「後にこれがあれから今これをやるのかな」という「今やっている事の意味」も何となく伝わる。
以上の事から前段階としてイメージと流れの説明は必要不可欠だ。
いきなり手順の説明に入ったり、とりあえずやらせてみた場合と比較しても結果的に説明役も聞き役も負担が少なくなる。
詳細手順と注意事項
3の詳細手順と4の注意事項はケースバイケースだ。
これは聞き手が多数いる場合は3を全部終えてから4に入る場合が良い。
1人か2人ならセットにして問題ない。
大事なのは5の「コツの共有」を1番最後にする事だ。
3よ4と5を一緒くたに説明してしまうと聞き手はコツしか覚えないかコツを全く覚えてないかのどちらかになってしまう。
筆者の思う上手な説明の説明は以上です。
とりあえず1と2さえ丁寧に行えば説明という難しい作業はスムーズにいくと思う。
聞く側も聞く側で難しい。
が、ちょっと長くなってしまったのでそれはまた別の機会に書く事にする。
大変しつこいが最も大事な事は「成功イメージの共有と流れの説明」です。
おしまい。
余談。
先日部下の1人に上手なパワーポイントの作り方を聞かれた。
「具体的にどんな事を教わりたい?」と聞いたところ「見やすいレイアウトとか小技です」と言ったので
一通り王道のレイアウトや小技を教えた。
資料作りも有る程度センスなので必ずしも彼が今後伸びるかは分からないが、
ここでもやはり最も重要なのは成功イメージの共有と大まかな流れだ。
上司や先輩に「資料を作って」と言われた場合、指示側には大まかなイメージが有る。
優秀な指示役ならそのイメージを共有しながら指示をするが、
優秀な人でない場合は「とりあえず作って」と言ってくる。
その場合は聞き役である自分が「こういうイメージで作ろうと思いますが宜しいでしょうか」と伺いを立てなくてはいけない。
ページ数はどれくらいをイメージしてるか、目次はイメージと合ってるか、最も強調したいところはどこかの3点だ。
確認に使う時間は1,2分で良い。
部下には一通り教えた後、いま教えたのは料理で言えば最後の隠し味程度のもので、
一番大事な基礎はクライアントがどんな資料を欲しがっているかを明確にする事ですと伝えた。
若い内は資料を作れと言われると「とんでもない資料を作ってビックリさせてやろう」と意気込むものだがそれは間違いだ。
たたき台(漫画やCMで言えばネーム)をまず作り、この感じて進めて良いか確認を取る。
それが正解への近道だと筆者は思う。
GWの予定あれこれ
(画像参照:ゴールデンウィークイラスト/無料イラストなら「イラストAC」)
GWは目前だ。
何か大きなイベントが有るわけでないが今年は長いので一旦整理しておこうと思う。
28日(木)ワクチン(3回目)の為、会社は休み。床屋行く。
29日(金)和船?ワクチンで腕が上がらないかもしれない、様子見。
30日(土)特に無し。たぶん近所の公園。
1日(日)和船。BBQ予約。
2日(月)出勤。
3日(火)長男の友達一家と遊ぶ。雨の場合は我が家?
4日(水)妻の友達一家とアンデルセン公園&いちご狩り。
5日(木)実家でご飯。
6日(金)和船。
7日(土)群馬県の鯉のぼり祭りへ。
8日(日)特になし。1日休憩。
・・・大変地味であるが充実はしている。
6月に北海道と長野旅行が控えているのでGWは大人しめだ。(財布が持たんし)
普段2週に1度しか参加できない和船がMAX3回行けるのは嬉しい。
心配なのは天気だ。
4日と7日は遠出なので晴れて欲しいがどうも今年のGW、出だしはあまり天気が良くなさそうだ。
GWが終わったら仕事のプロジェクトが佳境を迎えたり、妻の誕生日だったり、ディズニーシーや潮干狩りに行ったりする。
5月は中々ハードだ。
体調に気を付けねば。
おしまい。